もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第15回

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好色萬声男
(1990年・小暮伝衛門

【収録曲】
(1)桜の森(SPACE TRIP MIX)
(2)縁(えにし)
(3)HALF MOON~月下独酌~
(4)THOSE WERE THE DAYS
(5)さわりたひ
(6)ワールド・ニュース・ネットワーク
(7)文明退化の音がする
(8)穴があったら出たひ
(9)地球戦士フリルマン
(10)地上絵
(11)AQUARIUS~帰墟~
(12)IN MY ROOM~祗園精舎~



前回SLYを取り上げたとき、「そういやァこのアルバムの(10)って、ギターソロ弾いてるの石原慎一郎だったよな」と思い出したものでして(笑)。
と、いうワケで今回はHRHMから離れて寄り道です。
ジャケットからわかるように、このアルバムデーモン閣下ソロアルバムです。
このアルバムを発表した当時、聖飢魔II自体がTHE OUTER MISSIONで新しい分野へ幅を広げていった時期でもありました。このアルバムデーモン閣下の原点を知る上で貴重なアルバムなんです。
このアルバムが出てからもうすぐ25年。なのに、今でもこのアルバムはよく聴きます。
今回「THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND」で取り上げるきっかけとなった(10)はかつてTBSで放送されていた「野生の王国」という番組のテーマソングに使われていました。
石原慎一郎というギタリストを知るきっかけになったのが(10)で、この曲のソロが特別速弾きだとかっていうんじゃないんですけど、「正統派ハードロックのギターソロってこうだよね」ってカッコ良さがあります。
(2)はデーモン小暮オールナイトニッポンのエンディングテーマでした。
(5)(8)はもともとはスーパースランプの曲です。
(5)(8)はデーモン閣下の著書『我は求め訴えたり』を読むとよりわかりやすいと思います。
個人的には(11)が一番のお気に入りです。今でもほぼ毎日聴きます。
そしてこの(11)に、デーモン閣下の自由で柔軟な発想がぎっしり詰まっていると、私は勝手に思うのです。
現在入手可能かどうかはわかりませんが、興味のある方はこのアルバムを手にしてみてはどうでしょうか?