もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第23回

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悪魔が来たりてヘヴィメタる
(1988年・聖飢魔II

【収録曲】
(1)魔王凱旋
(2)地獄の皇太子
(3)ROCK IN THE KINGDOM
(4)X・Q JONAH
(5)悪魔組曲作品666番二短調
◆序曲:心の叫び
◆第一楽章:STORMY NIGHT
◆第二楽章:悪魔の穴
◆第三楽章:KILL THE KINGGHIDRAH
◆第四楽章:DEAD SYMPHONY
◆終曲:BATTLER



今回は聖飢魔IIを取り上げたます。
このアルバムデーモン閣下をはじめとするデーモン一族の地球デビューアルバムです。
私は聖飢魔IIが好きですが信者ではありませんのでアルバムアルバム、ライブはライブと言います。「大教典」だとか「大黒ミサ」だとかは言いません。
デビューアルバムからすでに演奏能力の高さは素晴らしいもので、このあとにリリースされるTHE END OF THE CENTURYが「名盤」と評価されるのも頷けます。
このアルバムは(2)と(3)がオススメです。
ギタリストが2人いることを最大限生かしきった曲だと言えます。
また、(4)のようなアニソン系の曲は以後のアルバムにも収録されるようになります。
(2)も(3)ものちにリメイクされますが、原点であるオリジナルも十分イケてます。
傑作は(5)の終曲で、閣下が「レコードを買って、心を売ったのだから、差し引きゼロだ」とおっしゃられる部分は思わず笑ってしまいます(笑)。
「レコードを買って、心を売ったのだから、差し引きゼロだ」なんて、なかなか思いつきませんよ、閣下。
この頃から聖飢魔IIはユーモアたっぷりだったんだなあと、今にして思います。
このユーモアが、のちにNO GOOD NEWS TODAY20世紀狂詩曲につながるのかなとも思います。
心は売りませんでしたが、アルバムを買って聖飢魔IIを好きになった私。
今後はだいたい1ヶ月に1度のペースで聖飢魔IIを取り上げます。