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【みんな生きている】ラングーン事件犠牲者追悼碑建立編

《韓国政府とミャンマー政府、ラングーン事件犠牲者追悼碑を建立することで合意》

韓国政府とミャンマー政府は、アウンサン国立墓地内の警察警護棟近くにラングーン事件の犠牲者追悼碑を建立することで合意した。
韓国政府はこの合意に従い、外交通商部(省に相当)南アジア太平洋局の審議官を団長とする調査団を、来月初め頃ミャンマーヤンゴンに派遣することにした。調査団には設計やデザインの専門家が含まれ、建立に向けた具体的な計画等についてミャンマー側と協議を行う予定だという。
ある外交筋は1月14日

ミャンマーは両国関係を考慮し、アウンサン国立墓地内で警備を担当する警察警護棟横のおよそ260平方m(約78坪)を追悼碑の建立場所にすることを提案し、韓国政府はこれを最終的に受け入れた」
「位置はアウンサン国立墓地内で、現場が一望できる」

等と明らかにした。
追悼碑の場所はアウンサン廟からおよそ50mの所で、ミャンマー最大の仏教遺跡であるシュエダゴォンパゴダとも隣接している。韓国政府は10月9日のラングーン事件30周年に合わせ、追悼碑を完成させる意向だ。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は昨年5月、韓国の大統領として29年ぶりにラングーン事件の現場を訪問したが、案内表示などは一切なく、空き地に花を供え黙祷するだけで戻った。その後、テロが発生して29年が過ぎても犠牲者の追悼碑さえない現実に疑問の声が上がったことを受け、朝鮮日報社は追悼碑の建立を提案。政府はそれに応え、計画が具体化した。
外交通商部金星煥(キム・ソンファン)長官は昨年10月、ミャンマーのテインセイン大統領と共に来韓したワナ・マウン・ルイン外相に対し、アウンサン国立墓地内に「犠牲者追悼碑」の建立を認めるよう要請。ミャンマー側はこれに同意した。
ラングーン事件とは1983年10月9日、故・金正日キム・ジョンイル)総書記の指令を受けた北朝鮮工作員全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領(当時)の暗殺を企て、一行がアウンサン墓地を訪問した際に爆弾テロを仕掛けた事件のこと。徐錫俊(ソ・ソクジュン)副首相、イ・ボムソク外相たち17人が死亡し、14人が重軽傷を負った。

ラングーン事件
1983年10月9日、当時の全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領がミャンマーのアウンサン廟を訪問した際、これを狙って北朝鮮が起こした爆弾テロ。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)