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【みんな生きている】14号収容所編

北朝鮮政治犯収容所を脱出した北朝鮮脱出住民(脱北者)の人生を描いたドキュメンタリー映画「14号収容所(Camp14):完全統制区域」がドイツの映画館で上映されます。
映画制作会社はこの映画の公式サイトを通じ、11月8日にベルリン、ミュンヘンハンブルグ、フランクフルト等ドイツの10都市余りで映画を同時公開すると明らかにしました。映画のタイトルは脱北者のシン・ドンヒョク氏(31歳)が生まれ育った北朝鮮強制収容所「14号管理所」を指すものです。
シン氏は2005年に脱北し、政治犯収容所で行われる北朝鮮の人権弾圧の実態をアメリカや欧州などに告発しました。
映画ではシン氏の経験をアニメーションで再現した他、別の脱北者2人のインタビューも盛り込んでいます。
また、収容所内の人権問題の他、「脱北後の生活に適応できず、収容所に戻りたかった」というシン氏の告白を通じ、脱北者の挫折感も紹介しています。
同映画はトロント国際映画祭などで上映されたが、一般映画館で公開されるのは今回が初めて。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)