無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。

今日の大河ドラマ
『八代将軍吉宗』
「吉保、御遺言は正しいと思うか？」
（徳川家宣／細川俊之）
「慈悲を以て殺生を禁ずるは仏の道に叶うものと心得まする」
（柳沢吉保／榎木孝明）
「幾万の民を罪に陥れても、か？」
（徳川家宣／細川俊之）
綱吉将軍、薨去。
棺を前に家宣将軍が大老格側用人・柳沢吉保に「先代の遺言は正しいか？」と問う。
「先代の遺言」
それは、生類憐れみの令の継続だった。
生類憐れみの令。
偏った動物愛護の法律で、江戸っ子たちはみんな迷惑した。
また、この法律は特に犬に対して異常なまでの保護をしたため、江戸っ子たちは野良犬による被害をこうむった。
柳沢吉保は綱吉将軍のおかげで大老格側用人に出世し、さらには甲斐甲府１５万石と松平姓まで与えられた。そんな吉保が生類憐れみの令を否定出来るはずが無い。
が、家宣将軍は違う。
もともと綱吉将軍とは仲が悪かったのだから、「前代の否定」をすることに何のためらいも無い。
加えて、生類憐れみの令の悪評を知っていた家宣将軍は「こんなもの続けたら、民心が完全に離れてしまう」とも思った。動物側に問題があったとしても、人間側が「動物虐待だ」と言われて奉行所に連行されてしまうのだ。
家宣将軍は「ダメなものはさっさと改める」と生類憐れみの令廃止を決めた。が、吉保に対しては、「養子として六代将軍を継いだ以上、父祖への孝養の意味合いで、ワシ一人だけは生類憐れみの令を続ける」と言った。
家宣将軍の「正徳の治」。
その第一歩は生類憐れみの令廃止から始まった。

◆１０月１３日の花はアカンサス。
アカンサスの花言葉は
「精巧」
からくり人形千恵子。
(-o-;)
「美術」
千恵子の顔はアートじゃなくてアーキテクト。
(-.-;)
「離れない結びめ」
ち・え・こ