THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第５２回
CHEMICAL REACTION（１９９１年・ＲＸ）
【収録曲】
（１）S.T.F
（２）FUNKAHOLIC BROTHERS
（３）CHEMICAL REACTION
（４）TEA FOR THREE
（５）LOVE FLIGHT
（６）DEVIL'S TONGUE
（７）ORANGE RAIN
（８）CHICKEN OR BEEF?
（９）BAD AGAIN
（10）WAR CLOUD
（11）信天翁
今回はＲＸです。
なので、今回も番外編です（笑）。
ＲＸとは聖飢魔IIのリズム隊、ライデン湯沢とゼノン石川、それにキーボードの松崎雄一の３人組のことです。
ＲＸはフュージョンのバンドなので、（５）（９）以外は歌は入っていません。
ＲＸだけでは
ギタリストがいませんのでゲストプレイヤーが参加するのですが、まず、（１）が渡辺香津美！（驚）他にも宮腰雄基、和田アキラ、鈴川真樹、それに（７）は清水、（11）は篁と「身内」もゲストプレイヤーとして参加しています。
また、
サックスのゲストプレイヤーとして本多俊之！（また驚）（５）は聖飢魔IIの
５ｔｈアルバムTHE OUTER MISSIONに収録されていますが、思いっきりアレンジを変えて石川が歌っています。また、（９）は歌詞を全て英語に書き直してジョー・リノイエが歌っています。ジョー・リノイエは消費者金融（確か武富士だったと思う）のＣＭソングを歌っていたことでも知られています。
この
アルバムのオススメは（２）です。私が個人的にトランペットの音色が好きだというのもあるのですが、（２）が大好きです。また、宮腰雄基のギターソロもイケてます。（７）もお気に入りです。
（７）の
ギターソロを聴くと、さすがはエース清水とつくづく思います。（11）はとても美しい曲なのですが、なにゆえに曲名が「信天翁（あほうどり）」なのでしょう？
確かにこの
アルバムはＨＲＨＭとは全然違います。ても私は気が向くとこのアルバムを今でも聴きます。（２）でノリノリになり、雨の日は（７）を聴いて、（９）や（11）を聴いてしんみりとします。
フュージョンというジャンルにあまり興味が無かったのですが、今となっては
我が家のお気に入りの１枚です。フュージョンに興味のある方は、一度手に取ってみてはと思います。
