THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第３３回
unlimited（１９９０年・工藤静香）
【収録曲】
（１）禁断のテレパシー（VOCAL NEW VERSION）
（２）Again（VOCAL NEW VERSION）
（３）抱いてくれたらいいのに（VOCAL NEW VERSION）
（４）FU-JI-TSU（VOCAL NEW VERSION）
（５）ＭＵ・ＧＯ・ん…色っぽい（VOCAL NEW VERSION）
（６）恋一夜
（７）嵐の素顔
（８）黄砂に吹かれて
（９）くちびるから媚薬
（10）千流の雫
（11）私について
（12）恋模様
「THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND」今年のラストは工藤静香（以下、しーちゃん）です。
初期の曲を集めた
ベスト版ですが、しーちゃんの入門編としては最適なアルバムです。（１）～（５）は
ＶＯＣＡＬを録り直すことで新しい曲に生まれ変わっています。どうせなら（11）も録り直してくれれば良かったのに。個人的には（４）と（11）がお気に入りです。
（４）はイントロを追加したことで完全に違う曲に生まれ変わりました。オリジナルはイントロが短いため、ちょっとマヌケ感があるのですが、イントロを追加したことでマヌケ感が消えました。
また、
ＶＯＣＡＬを録り直して力強さが加わって完全に違う曲に生まれ変わりました。（11）はこの
アルバムを購入したときからのお気に入りです。私は中島みゆきさんにはあまり興味がないのですが、しーちゃんを通して中島みゆきワールドに触れることが出来ました。
（１）が販売されたとき、私はまだ小学生でした。
シングルのジャケットを見て、「ずいぶん綺麗な人だなあ」と子供心に思ったものです。しーちゃんの
アルバムを何枚か買うきっかけになったのが（２）でした。（２）を聴くと、いかにも歌謡曲って感じがします。２０年前はまだ「歌謡曲」ってジャンルがあったんだよ。
（２）はオリジナルも録り直しも両方好きです。オリジナルはかわいらしさが、録り直しは力強さが感じられてそれぞれに味があります。
「THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND」今年の掲載はこれがラストです。
来年は１月６日から掲載を再開します。
