もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第32回

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KICKED & KLAWED
(1990年・CATS IN BOOTS)

【収録曲】
(1)SHOT GUN SALLY
(2)NINE LIVES(SAVE ME)
(3)HER MONKEY
(4)WHIP IT OUT
(5)LONG,LONG WAY FROM HOME
(6)COAST TO COAST
(7)EVERY SUNRISE
(8)EVIL ANGEL
(9)BAD BOYS ARE BACK
(10)JUDAS KISS
(11)HEAVEN ON A HEARTBEAT
(12)TOKYO SCREAMIN'



今回はCATS IN BOOTSです。
聖飢魔IIジェイル大橋から大橋隆志へ。
白い顔から人間の顔になった大橋は単身アメリに渡ります。
聖飢魔IIを辞めたんですから、よほどデカいことをやらないと絶対に浮上出来ないと思うんですよ」
当時、大橋はこう話していました。
単身アメリに渡ってゼロからのスタート。メンバー集めから何から何まで、本当のゼロからのスタート。それがいかに大変なことか。
それでも、大橋はCATS IN BOOTSの結成とこのアルバムの発表にこぎ着けます。
1曲目からアクセルベタ踏みのエネルギッシュなアルバム。
次回作がものすごい楽しみになるアルバム。誰もが次のアルバムを期待しました。が、しかし…
残念なことに、CATS IN BOOTSはこのアルバム1枚で消えてしまいました。
解散理由は金銭的なことだと当時音楽雑誌に書かれていました。だとすれば、なおさら残念なことです。
時が流れ、聖飢魔II再結成時、大橋が弾いたSTAINLESS NIGHTJACK THE RIPPERギターソロを聴いたとき、これまでの古い曲に新しいいのちが吹き込まれたような感じがしました。
そんな才能の持ち主です。
きっと今後も活躍してくれるでしょう。
アルバムですが、全曲好きなので、特に「この曲が」っていうのはありません。
一言で言うと、「飽きない」。
「飽きない」と思わせてくれるアルバムって、そうそう出会えないんですけど、それを思うとこのアルバムを手にすることが出来た私はしあわせなのかなって思ったりもします。
次回は年内最後の掲載。番外編です。