無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。

今日の大河ドラマ。
『独眼竜政宗』
「虎菊もオレの子、秀宗もオレの子だ」
（伊達政宗／渡辺　謙）
正室・愛姫が嫡男を出産した。
虎菊丸。
のちの仙台藩二代藩主・伊達忠宗である。
嫡男の誕生はめでたいのだが、政宗には秀宗という庶長子がいる。秀宗の母親は側室の飯坂氏だ。
政宗はこの庶長子の扱いに悩んだ。伊達家は政宗という強力なリーダーシップを持った君主が支配していたが、それでも後継者の話となると、リーダーシップだけでは抑えられない。
「愛姫は正室、飯坂氏は側室。だから伊達家の跡目は虎菊」
政宗がそう宣言したとしても、家臣全員を納得させるのは無理だ。何故なら、家臣たちは自分の都合のいいほうを担ぐからだ。
庶長子のいる家は、結局この悩みに直面する。政宗は秀宗を分家させるところまでは考えたが、仙台藩領内に分家させていいものか悩んだ。
そこへ、いえやっサンが救いの手を差し伸べる。
伊予宇和島の富田家が不祥事で改易となったので、その跡に秀宗を入封させればよいとしたのだ。
政宗はいえやっサンに助けられた。これがのちに、家光将軍の所信表明演説の席上で藤堂高虎ともども幕府に忠誠を誓うきっかけとなる。

From out of
nowhere you came
Strong as stone