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【みんな生きている】北朝鮮人権蹂躙編/産経新聞

《COI、ロンドンで聞き取り調査》

北朝鮮による人権侵害の実態を調査する国連調査委員会(COI)のマイケル・カービー委員長(オーストラリア)は10月24日、ロンドンで会見し、前日の公聴会で証言した英国在住の北朝鮮脱出住民(脱北者)たちの体験は「衝撃的なものだった」と述べ、この事実を世界に知ってもらう必要があると強調した。
カービー氏たちは23日の公聴会で男女4人の脱北者たちから聞き取り調査を実施。脱北者の証言によると、脱北に失敗した者は尋問所や刑務所に連行されて、男女関係なく、看守たちに手足を縛られたうえで裸にさせられ、隠し持っている金品を没収するための「身体検査」を受ける。
さらに、脱北者たちは常に看守たちによる拷問や性的な暴行といった屈辱的な扱いの標的となり、高さが50cmしかない入り口の独房に動物のように這って入る等「耐え難い生活」を強いられているという。
聞き取り調査では、脱北者の強制送還を続けている中国の対応も指摘された。
カービー委員長は

北朝鮮での人権違反の全容を知り、その解決に向けた動きは始まったばかりだ」

と述べ、北朝鮮当局にも調査に協力するよう呼びかけた。
調査委は今年3月、日本等が提起して国連人権理事会が設置。これまでにソウルや東京などで調査を実施し、約65人の脱北者たちから直接聞き取り調査を行った他、約200人の情報を収集。10月30、31両日にはワシントンでも公聴会を実施する。
来年3月には最終報告書をまとめる予定。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)