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【みんな生きている】元工作員成敗編(1)

《家族を失った女性の恨み。韓国検察、元工作員の男を「成敗」》

韓国・議政府地検刑事第5部(チョン・スンシン部長)は7月15日、中国に脱北した軍人2人とその家族3人を北朝鮮の指令を受けて豆満江沿いに誘い出し拉致した疑い(国家保安法違反〈潜入・脱出・特殊目的遂行など〉容疑)で、保衛部工作員出身の脱北者チェ容疑者(48歳)の身柄を拘束、起訴した。
検察によると、チェ容疑者は2003年に脱北し、韓国に定着してからおよそ1年で韓国・中国を行き来して事業を行うようになり、ここで北朝鮮保衛部の工作員に取り込まれて密かに北朝鮮入りした。そうして2004年12月、中国に脱北し韓国に向かおうとしていた5人を豆満江沿いに誘い出し、保衛部によって逮捕されるよう仕向けた。
当時、チェ容疑者の協力で北朝鮮に拉致された5人のうち、軍人2人は2005年に銃殺され、男性の世帯主1人は2006年に政治犯収容所で死刑となった。
また、拉致された当時生後7カ月だった男児1人は、現在行方が分からない状態だという。
事件の全貌は、処刑された男性世帯主の妻で行方不明になっている男児の母でもある女性が最近再び脱北に成功し、韓国の情報機関に通報したことで明らかになった。
検察は

「これまで、北朝鮮工作員脱北者を装って韓国に入り込んだあとに指令を遂行したことはあったが、韓国に定着した脱北者が自らの金もうけのため自発的に北朝鮮保衛部の工作員の元を訪れて指令を受け、別の脱北者を裏切って摘発されたケースは今回が初めて」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)