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【みんな生きている】バラク・オバマ編

オバマ大統領の「ミャンマーモデル」。北朝鮮はどう反応するか?》

アジアを訪問中のアメリカのバラク・オバマ大統領が「ミャンマーモデル」に言及して北朝鮮に送ったメッセージに、外交関係者の注目が集まっている。このメッセージはオバマ大統領が北朝鮮に対して4年ぶりに「チャンスを与えた」と解釈されているからだ。
オバマ大統領は11月19日にミャンマーヤンゴン大学で講演し、

独裁国家は、ミャンマー民主化に向けた改革への道に従うべきだ」

としたうえで、国名として「北朝鮮」を唯一名指しし

核兵器の開発をやめて平和と発展への道に向かうならば、アメリカから支援の手が差しのべられるだろう」

と述べた。
イランと共に国際社会での核の拡散防止に反する行動を取る北朝鮮に対し、オバマ大統領は「これ以上は放置できない」と考えている。そのため、オバマ大統領は今回のミャンマー訪問をきっかけに、北朝鮮に再び選択を迫るメッセージを送った。しかも今回は4年前と異なり、「ミャンマー」という確かなモデルケースがあるため、大統領の発言にも説得力があるとされている。
しかし、北朝鮮オバマ大統領の希望通り「ミャンマーがたどった道」をそのまま進む可能性については「ほぼ無い」とする見方が大勢だ。北朝鮮政府の頭の中には「ミャンマーモデル」よりも「リビアモデル」の方が強く印象に残っているからだ。故・カダフィ大佐が権力を握っていたかつてのリビア政府は、自発的に核を放棄し、それに伴って経済的な支援も受けていたが、最終的には内戦により崩壊した。
ワシントンのある外交筋は

オバマ大統領は北朝鮮に対し『ミャンマーと同様に核を放棄せよ』と迫っているが、北朝鮮は『核がなければいつカダフィのようになるか分からない』と考えているはずだ」

と述べた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)