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【みんな生きている】人事見直し編

《金第1書記、北朝鮮内の人事見直し》

今年4月の金正恩キム・ジョンウン)体制発足後、北朝鮮朝鮮労働党・政府・朝鮮人民軍の人物について様々な方面から検証作業を行っていることが分かった。これは韓国政府関係者が11月20日、明らかにした。
韓国統一部(省に相当)のある幹部は11月20日

金正恩第1書記は今年4月に党、政府、軍の最高位に就いた直後から、党・内閣・軍の順に幹部たちに対して忠誠の度合いや汚職の検証を行っており、その作業は現在も続いている」

と述べた。
この統一部幹部は

「検証作業は平壌から始まり、現在は各地方でも行われているようだ。検証によって問題が明らかになった人物は、職位はそのままで階級を落とすか、あるいは交代させられることもある」

とする一方で、

「これら一連の作業を大規模な粛清と見なすべきではない。リーダーが金正恩氏に代わったことで、金正恩氏寄りの人物を起用するということだ」

とも語った。
軍に対する検証は先月から本格化している。これは10月6日に開城(ケソン)工業団地周辺で勤務していた朝鮮人民軍北朝鮮軍)兵士が上官を射殺して韓国に亡命した事件とも関係があると見られている。
この事件をきっかけに、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)総参謀長が次帥から大将に、崔富日(チェ・ブイル)総参謀部作戦局長は大将から上将に、金英徹(キム・ヨンチョル)偵察総局長は大将から上将あるいは中将へといずれも1~2階級降格されているという。
上記の統一部幹部は

「階級の変動にそれほど大きな意味合いを持たせる必要はない。降格となった人物たちはいずれも今なお金正恩氏に随行している。これは彼らへの信頼が厚いということであり、時間が過ぎれば本来の階級に戻ることも考えられる」

との見方を示した。
11月19日に上将から大将に復帰した金格植(キム・ギョクシク)前第4軍司令官の職位について、この統一部幹部は

「最低でも総参謀部副総参謀長にはなると思うが、それ以上になることも考えられる」

と述べた。
北朝鮮の内部事情に詳しい別の消息筋は

金格植氏は人民武力部長(韓国の国防長官に相当)か、あるいはそれ以外の何らかの総局長に起用される可能性もあるだろう。この点については鋭意注視している」

と語った。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)