【みんな生きている】金永煥編

《中国公安当局、韓国の人権活動家に拷問》

韓国の人権運動家・金永煥（キム・ヨンファン）氏が中国の公安（警察）当局から「電気拷問」を受けた問題について、韓国政府はこの事実を６月の時点ですでに把握していたことが７月２７日までに分かった。
韓国政府関係者はこの日

「中国・北京の韓国大使館に勤務する領事が６月１１日に金氏と２回目の面会をした際、金氏が電気拷問を受けている事実を知った。その後、非公開で中国側に対して金氏への拷問について真相解明などを強く求めると同時に、金氏を１日も早く釈放するよう要求した」
「この時点では拷問の事実を直ちに明らかにするよりも、金氏らを無事に釈放させる方を優先させるべきと判断した」

等と説明した。
この問題について、韓国外交通商部（省に相当）の金星煥（キム・ソンファン）長官は７月２７日に開催された国会外交通商委員会に出席した際

「金氏は７月２０日に帰国した後、自宅に戻る前に国家情報院で拷問を受けた事実について説明した。非常に具体的な証言もあったため、その事実関係について中国外務省からの説明を待っているところだ」

と述べた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
（脱北者Ａさん。脱北者手記集より）