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【みんな生きている】亀井静香編[訪朝計画]/産経新聞

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-その命、見捨てますか?-
《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!“政界の暴れん坊”と呼ばれた亀井静香氏の訪朝計画は実現するのか》

訪朝への意欲を示す亀井静香氏だが、実現の見通しは立っていない
亀井静香元金融担当相(81歳)が激動の朝鮮半島情勢をにらみながら訪朝計画を練っている。ただ、これまで何度も訪朝計画を口にしてきたのに、一向に実現しない。「この局面で引退した議員に何ができるのか」などの批判もあるが、それでも断念していないという。その真意はどこにあるのか-。


■亀井元金融担当相「北朝鮮へは拉致問題で行く」

亀井氏は

「訪朝は近く予定している。拉致問題で行く。日本は核、弾道ミサイルを持っていないのだから核、ミサイル問題では交渉できない。拉致被害者を帰せと直接言う」

と語る。
もともと亀井氏が訪朝計画を口にしたのは昨年11月下旬だった。自民党議員の会合で

北朝鮮に入る。拉致問題などで、きちっと話をしたい。どれだけ効果があるか分からないが、わが国、国民のために全力で頑張らねばいかん」

と12月の訪朝計画をぶち上げた。
その1週間後、自身の政界引退を受けたパーティーでも「年が明けたら北朝鮮に入る」と強調した。しかし、この半年間は朝鮮半島情勢は目まぐるしく変化したこともあり、計画はなかなか具体化せず、今年4月のBS番組では「5月に北朝鮮を訪問する方向で調整している」と述べている。
5月の訪朝も、ドナルド・トランプ(Donald John Trump)大統領と金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の米・朝首脳会談が6月12日に予定され、米・朝を中心とした駆け引きが続いているだけに、さらに先送りとなる可能性が高い。


■亀井元金融担当相「北朝鮮は核放棄を受け入れるフリ」

亀井氏はこう指摘する。

北朝鮮は核を放棄するといっても査察まで受け入れるはずがない。フリをしているだけだ」

アメリカが北朝鮮の核施設やミサイルなどの解体が終了した後に制裁を解除する「リビア方式」を掲げている以上、米・朝間の溝は埋まらないと分析。金正恩体制の維持を優先させる北朝鮮側の時間稼ぎと見ており、「拉致カード」を切ってくる可能性があると踏む。
亀井氏はこれまで韓国の文在寅ムン・ジェイン)政権の幹部らをパイプ役として訪朝を模索してきた。「(核、ミサイル問題に加え)拉致問題を解決させ、経済援助を行うべきだ」と主張し、そうした考え方は北朝鮮側にも水面下で伝えているという。3月下旬に安倍晋三首相(63)を官邸に訪ねるなどして「首相ともそれなりに話をしている」と語る。
過去の北朝鮮との対話の枠組みは、結果として核・ミサイル開発のための時間稼ぎと、経済支援のために利用されてきた。それだけに、政府は「対話と圧力」「行動対行動」の原則に従い、北朝鮮が具体的な行動をとるまで圧力は緩めない方針だ。
安倍首相も国会答弁などで「拉致問題と核・ミサイル問題を包括的に解決し、両国間の不幸な過去を精算して国交正常化するという方針に変わりはない」と繰り返している。
一方、北朝鮮は5月12日の朝鮮中央通信で、拉致問題に関し「既に解決した拉致問題を再び持ち出し騒いでいる」と安倍政権を牽制し、「稚拙で愚かな醜態」と非難している。
このタイミングで亀井氏が訪朝すれば、誤ったメッセージを内外に発信することになりかねない。日・米離反を狙う北朝鮮に利用される危険性もある。
政府高官は「亀井さんの話はどうでもいい」と突き放し、外務省関係者も「訪朝計画など全く聞いたことがない」と冷ややかだ。政府にとって「余計なことをしてくれるな」というのが本音のようだ。


■「俺は結果を出す!」

“政界の暴れん坊”とも呼ばれた亀井氏。批判も織り込み済みで、一度決めたことにとことん突き進むだろう。アメリカ大統領選直前の平成28年11月には、トランプ氏の当選を見越し「トランプに対し花札で勝負する」と面会を求めてニューヨークに単身乗り込んだこともあった。
ただ、トランプ氏との面会は実現しなかった。今回の訪朝計画も全く見通せない。それでも亀井氏はなお強気だ。
「米・朝会談次第でどうなるか分からんが、俺は変幻自在だ。結果は出す!」

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
北朝鮮人権人道ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015
■ベナTVHP
http://www.benamu.org
■ベナTVブログ
http://blog.naver.com/benamu1004
■ベナTVFacebook
http://www.facebook.com/bnatv1004
北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ
http://blog.goo.ne.jp/aeran2000
■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画
https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be
脱北者トーク番組動画
https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be
脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be
脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be
脱北者・金柱聖さんの動画(3)
https://youtu.be/pMC2G7akiiM
■ベナTV(日本語版)
https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo
■ベナTV(日本語版)動画
https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be
■ベナTV(日本語版)動画
https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8
■ベナ救出団:日本語(1)
https://youtu.be/USkALHXYyfI
■ベナ救出団:日本語(2)
https://youtu.be/W9yxZD9sjuM
■ベナ救出団:日本語(3)
https://youtu.be/Mv2kbq4hamU
■ベナ救出団:日本語(4)
https://youtu.be/xpocs10Hx0E
■ベナ救出団:日本語(5)
https://youtu.be/SYT--pNiFqc
■ベナ救出団:日本語(6)
https://youtu.be/p1MN3RHXQBc



◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。
兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)
Disappeared after departing Japan for Europe.
The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.
Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆当時の身分:ラーメン店店員
◆身長:180cm
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。
半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。
田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。
兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078

救う会認定拉致被害者・福留貴美子さんについて》
◆氏名:福留 貴美子
(ふくとめきみこ)
◆失踪年月日:1976(昭和51)年7月18日または19日
◆生年月日:1952(昭和27)年1月1日
◆当時の住所:東京都渋谷区恵比寿
◆当時の身分:アルバイト
◆最終失踪関連地点:海外

【失踪状況】
1976(昭和51)年7月中旬、同居していた友人に「モンゴルに行く」と言い残して出国後、行方不明となる。
1980(昭和55)年3月、突然同居していた渋谷区恵比寿の友人宅に現れた後、横浜市の友人宅に2泊した後、「大阪に行く」と言い残して再び行方不明となるが、後に北朝鮮に渡ったよど号犯の岡本 武と結婚し2児をもうけていたことが明らかになる。
1996(平成8)年夏によど号犯グループの小西隆裕から実家に「1988(昭和63)年夏に土砂崩れで死亡したと北朝鮮側から知らせを受けた」旨の手紙が送られてきたが、真相は不明のままである。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/
高知県警HP
http://www.police.pref.kochi.lg.jp/

新潟県警・愛知県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
(わたなべひろまさ)
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市中区
新潟県三条市出身
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170cmくらい

【失踪状況】
昭和60年12月、岐阜県岐阜市の職場を出た後、行方不明になっています。
新潟県警HP
http://www.police.pref.niigata.jp/
■愛知県警HP
http://www.pref.aichi.jp/police/
岐阜県警HP
http://www.pref.gifu.lg.jp/police/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。