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【みんな生きている】市川修一さん[トランプ大統領面会]/産経新聞

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-その命、見捨てますか?-
《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!トランプ大統領と面会の拉致被害者家族・市川健一さん「深刻に受け止めてくれた」》

アメリカのドナルド・トランプ(Donald John Trump)大統領は来日中の11月6日、北朝鮮による拉致被害者の家族会メンバーと面会し、被害者救出への努力を強調した。
市川修一さん(拉致当時23歳)の兄・健一さん(72歳)=鹿児島県鹿屋市=は

北朝鮮への大きな圧力になったと思う。拉致問題解決へ向けて大きな進展を期待するしかない」

と語った。

《面会は6日午後、東京・元赤坂の迎賓館で、非公開で行われた。大統領はメラニア夫人と一緒に家族会の声に耳を傾けた》
拉致被害者の家族がアメリカ大統領に面会したのはジョージ・ブッシュGeorge W. Bush)、バラク・オバマ(Barack Hussein Obama II)両氏に続いて3人目です。これまでの2人は、横田めぐみさん(拉致当時13歳)の母・早紀江さん(81歳)ら家族会の代表とだけ会いました。トランプ氏への面会は、家族会の親、きょうだいら17人が参加しました。
最初、安倍晋三首相から一人一人紹介され、大統領と握手をした。握手のとき、私は心の中で「被害者全員を助けてください」と訴えました。
大統領夫妻に4人が直接訴え、私たちは4人の後ろに車座になりました。タウンミーティングのような形です。話の中でトランプ氏は時折、眉間にしわを寄せたり、通訳を介して質問したりして、深刻に受け止めている様子でした。

《トランプ氏は9月19日の国連総会での演説でも、北朝鮮の非道さを示す例として、横田めぐみさん拉致事件に言及した》
各国の首脳クラスが一堂に会する中での拉致問題言及です。国連演説でアメリカ大統領が触れてくれたのは、初めてでした。私たち家族も大いに勇気づけられ、感謝の念を抱きました。
そして今回の面会。日・米が連携し、拉致問題の解決に取り組む姿勢をアピールする強いメッセージになったと思います。北朝鮮に対し、大きな圧力になったと確信します。
北朝鮮の核やミサイル開発によって、拉致問題が埋没し、膠着状態です。私たちは日本政府の強い意志と決断、行動に願いを託すしかない。この機会を捉えて、大きな進展を期待しています。

《安倍首相は6日のトランプ氏との共同記者会見で、「全ての拉致被害者のご家族が自身の手で肉親を抱きしめるまで、私の使命は終わらない」と述べた》
トランプ氏の国連演説や今回の面会は、いずれも日本政府がアメリカ側に協力を呼びかけたからです。日本政府が一生懸命取り組んでくれている成果と言えます。
それでも、被害者の帰国に向けた結果が全く出ていない以上、私たち家族としては「本気で動いてください」と訴えるしかない。
安倍首相を心から信頼し、取り組みは理解しています。でも、家族としてはとにかく結果がほしい。家族の高齢化が進んでいる。親やきょうだい、被害者本人も命には限界がある。私たちに残された時間は、もうない。元気なうちに、被害者全員の帰国を実現したいんです。

《核・ミサイル問題をめぐって、米・朝間の緊張は日々高まり続ける》
日本、韓国の犠牲が大きく、戦争は絶対に避けてもらわなければならない。危険は避けてもらいたい。
でも、北朝鮮という国を相手にしては、対話だけでは問題解決できない。
日・米とも、これまでの支援をセットにした交渉で、裏切られ続けてきた。穏やかに話そうとしても通じない国です。それだけにトランプ氏の強い発言は理解できる。圧力を強めて、政策を変えさせることが重要です。
大統領が記者会見で「(拉致被害者を)返すなら特別なことの始まりになる」と発言したことも心強く思います。アメリカは北朝鮮が核ミサイル開発をやめれば、日本は拉致被害者を帰国させれば、制裁解除に踏み切ると発信しています。被害者の全員帰国が状況改善の第一歩となる。

《昭和53年8月、弟の修一さんが増元るみ子さんと姿を消した拉致事件から、来年で40年となる》
家族会は平成9年に結成されました。当時は「疑惑」の段階で、署名活動をしても協力してもらえなかった。その5年後の小泉純一郎首相訪朝で5人が帰国すると、一気に協力の輪が広まった。辛く、心が折れそうになるときもあったが、ある日パッと開ける日が必ず来る。そう信じて闘ってきました。
トランプ氏との面会は、国際世論への強力なメッセージとなり、北朝鮮への強い圧力になるでしょう。これを生かすことが重要です。日本政府主導でブレずに取り組んでもらい、早期帰国につなげる。家族会も署名活動や講演会などで国内世論を盛り上げ、政府を後押しするように、一丸で訴え続けます。

■市川修一さんのご家族のメッセージ
http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_5.html
■市川修一さんのご家族のメッセージ(英語版)
http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_5en.html
■増元るみ子さんのご家族のメッセージ
http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_6.html
■増元るみ子さんのご家族のメッセージ(英語版)
http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_6en.html
■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
北朝鮮人権人道ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015
北朝鮮を離れて自由へ★イ・エラン★のブログ
http://blog.goo.ne.jp/aeran2000
■姜哲煥(カン・チョルファン)さん動画
https://www.youtube.com/watch?v=T8wXjTN2W8E&feature=youtu.be
脱北者トーク番組動画
https://www.youtube.com/watch?v=KJZWxe9P-L8&feature=youtu.be
脱北者・金柱聖さんの動画[前編](日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=zCPxzwHK8fQ&feature=youtu.be
脱北者・金柱聖さんの動画[後編](日本語訳付き)
https://www.youtube.com/watch?v=bq4sYy6d6EA&feature=youtu.be
脱北者・金柱聖さんの動画(3)
https://youtu.be/pMC2G7akiiM
■ペナTV(日本語版)
https://www.youtube.com/watch?v=4YHLDtOoJOo
■ペナTV(日本語版)動画
https://www.youtube.com/watch?v=KeCTTaSgwx4&feature=youtu.be
■ペナTV(日本語版)動画
https://www.youtube.com/watch?v=_WZoh00PGV8



◆昭和53(1978)年8月12日
アベック拉致容疑事案
被害者:市川修一さん(拉致被害時23歳)
被害者:増元るみ子さん(拉致被害時24歳)
「浜に夕日を見に行く」と言って出かけたまま失踪。
北朝鮮側は、1979(昭和54)年7月に2人は結婚し、市川修一さんは同年9月に心臓麻痺で死亡し、増元るみ子さんは1981(昭和56)年に心臓麻痺で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
■鹿児島県警HP
http://www.pref.kagoshima.jp/police/

[August 12, 1978: Couple abducted]

Abductees: Shuichi Ichikawa (23, male, Kagoshima Prefecture), Rumiko Masumoto (24, female, Kagoshima Prefecture)
Disappeared after saying they were going to watch the sunset at the beach.
North Korea asserts that the two married in July 1979, that Mr. Ichikawa died of a heart attack in September the same year, and that Ms. Masumoto died of a heart attack in 1981. North Korea has, however, provided no documents or evidence to support these claims.

◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。
兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078

[In or around June 1978: Former restaurant worker abducted]

Abductee: Minoru Tanaka (28, male, Hyogo Prefecture)
Disappeared after departing Japan for Europe.
The GoJ requested that North Korea provide information on this case at the 12th round of Japan-North Korea Normalization Talks held in Kuala Lumpur in October 2002 and all three Japan-North Korea Working-Level Consultations held in 2004. During the third round of consultations, North Korea asserted that there is no evidence that Mr. Tanaka had ever entered North Korean territory.
Since April 2005, when the GoJ officially identified Minoru Tanaka as an abductee, the GoJ has demanded that North Korea immediately allow him to return to Japan and provide a full accounting of his case. North Korea, however, has not responded.

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆当時の身分:ラーメン店店員
◆身長:180cm
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。
半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。
田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。
兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html
救う会兵庫facebook
http://www.facebook.com/sukuukai078

救う会認定拉致被害者・福留貴美子さんについて》
◆氏名:福留 貴美子
(ふくとめきみこ)
◆失踪年月日:1976(昭和51)年7月18日または19日
◆生年月日:1952(昭和27)年1月1日
◆当時の住所:東京都渋谷区恵比寿
◆当時の身分:アルバイト
◆最終失踪関連地点:海外

【失踪状況】
1976(昭和51)年7月中旬、同居していた友人に「モンゴルに行く」と言い残して出国後、行方不明となる。
1980(昭和55)年3月、突然同居していた渋谷区恵比寿の友人宅に現れた後、横浜市の友人宅に2泊した後、「大阪に行く」と言い残して再び行方不明となるが、後に北朝鮮に渡ったよど号犯の岡本 武と結婚し2児をもうけていたことが明らかになる。
1996(平成8)年夏によど号犯グループの小西隆裕から実家に「1988(昭和63)年夏に土砂崩れで死亡したと北朝鮮側から知らせを受けた」旨の手紙が送られてきたが、真相は不明のままである。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/
高知県警HP
http://www.police.pref.kochi.lg.jp/

新潟県警・愛知県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
(わたなべひろまさ)
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市中区
新潟県三条市出身
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170cmくらい

【失踪状況】
昭和60年12月、岐阜県岐阜市の職場を出た後、行方不明になっています。
新潟県警HP
http://www.police.pref.niigata.jp/
■愛知県警HP
http://www.pref.aichi.jp/police/
岐阜県警HP
http://www.pref.gifu.lg.jp/police/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。