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【みんな生きている】横田めぐみさん《川崎市》/NHK[神奈川]

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《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!めぐみさん誕生日前に帰国訴え》

【10月2日17時18分】
中学1年の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんが、今月5日に52歳の誕生日を迎えるのを前に両親も出席して集いが開かれ、めぐみさんの1日も早い帰国を訴えました。
39年前の昭和52年、中学1年の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんは、今月5日に52歳の誕生日を迎えます。
誕生日を前に、10月2日、父親の滋さん(83歳)と母親の早紀江さん(80歳)も出席して、2人が住む神奈川県川崎市で集いが開かれました。
このなかで、早紀江さんは

「毎年、誕生日になると、めぐみが生まれて来た日の朝のことを思い出します。来年で拉致から40年になりますが、主人も高齢になってことばがしゃべりにくくなったり歩きにくくなったりしています。『めぐみちゃん』と言える状態の時に帰って来てほしいし、倒れるまで頑張って悔いが残らない形で天国に行きたい」

と訴えました。
拉致問題を巡っては膠着状態が続いていて、高齢化が進む家族の間には「元気なうちに再会を果たしたい」という思いが強くなっています。
集いのあと、早紀江さんは

「めぐみが成長している姿を想像してきましたが、あまりにも長い年月が経過し想像もつかなくなってきました。家族も高齢になって病院に入ったり亡くなったりする人も出てきているので、早く喜び合える日を迎えたい」

と話しました。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
救う会神奈川HP
http://kanagawa.trycomp.net/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015



◆昭和52(1977)年11月15日
少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(拉致被害時13歳)
新潟市において下校途中に失踪。
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。

※「白い翼でも黒い翼でも、赤い翼でも青い翼でも、何でも結構なんで、帰って来られる翼をめぐみに与えてほしい」
横田早紀江さん。拉致被害者横田めぐみさんの母)
※「正義は必ず勝つ、と私は信じていますので、あとしばらくお力をお貸しください」
(横田哲也さん。拉致被害者横田めぐみさんの弟)
新潟県警HP
http://www.police.pref.niigata.jp/
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
あさがおの会HP
http://www.asagaonokai.jp

《特定失踪者・寺島佐津子さんについて》
◆氏名:寺島 佐津子
(てらしまさつこ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年8月10日
◆生年月日:昭和35(1960)年7月26日
◆性別:女性
◆当時の年齢:19歳
◆当時の住所:神奈川県横浜市戸塚区
◆当時の身分:銀行員
◆身長:157cmくらい
◆体重:48kgくらい
◆特徴:中肉
◆失踪場所:神奈川県横浜市戸塚区

【失踪状況】
失踪当日、勤務先の支店の親睦会で鎌倉の花火大会に行き、夜10時に現地解散。
同僚と鎌倉駅で別れ、戸塚駅からバスで帰宅途中に行方不明。
翌日、自宅近くの草むらからセカンドバッグが見つかる。
警察犬の捜査でもここまで来たのは間違いない。

《特定失踪者・森 武史さんについて》
◆氏名:森 武史
(もりたけし)
◆失踪年月日:平成4(1992)年5月31日
◆生年月日:昭和40(1965)年11月15日
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆当時の身分:陸上自衛官(一等陸士・平成3年入隊)
◆当時の住所:茨城県ひたちなか市
◆当時の勤務地:茨城県勝田駐屯地
◆失踪場所:神奈川県横浜市

【失踪状況】
ゴールデンウィーク中、横浜市戸塚区の実家に帰省し3日間滞在。
失踪当日の昼頃、弟と義母に「早めに隊に帰るから」「JR戸塚駅で待ち合わせしている…」などと言い残し実家を出た。
変わった様子ではなかった。
その後、部隊から「戻っていない」との連絡が実家にあり、そのまま行方不明となった。
茨城県警HP
http://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/

《特定失踪者・岡本幸弘さんについて》
◆氏名:岡元 幸弘
(おかもとゆきひろ)
◆失踪年月日:昭和62(1987)年8月31日
◆生年月日:昭和30(1955)年1月14日
◆性別:男
◆当時の年齢:32歳
◆当時の身分:ラーメン店店長
◆当時の住所:千葉県松戸市
◆身長:175cmくらい
◆体重:65kg
◆失踪場所:神奈川県横須賀市

【失踪状況】
失踪前日、釣りに行くと言って千葉県松戸市の家を出たまま、翌日昼の開店時間になっても戻らず。
東電横須賀火力発電所付近で釣りをしているところを目撃されている。
車も残っていた。
当時営業も順調であり仕事にも張合いを持っていた。
借金もなかった。
失踪時浦賀署でも付近の捜索やヘリコプターでの捜索、海保の海上捜索なども行ったが発見できなかった。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/

《特定失踪者・横山辰夫さんについて》
◆氏名:横山 辰夫
(よこやまたつお)
◆失踪年月日:昭和56(1981)年11月18日以降
◆生年月日:昭和27(1952)年9月6日
◆性別:男
◆当時の年齢:29歳
◆当時の身分:溶接技師
◆失踪場所:神奈川県横浜市

【失踪状況】
本人から長崎の実家に「横須賀の米軍基地内の仕事につくため、戸籍を送って欲しい」と電話があり(11月18日)、家族が友人宅に戸籍を送ったが、それ以後連絡が途絶える。
失踪前の11月5日には、父の一周忌のため長崎に帰省していた。
長崎県警HP
http://www.police.pref.nagasaki.jp/

《特定失踪者・齋藤 武さんについて》
◆氏名:齋藤 武
(さいとうたけし)
◆失踪年月日:昭和58(1983)年10月30日
◆生年月日:昭和20(1945)6月14日
◆性別:男
◆当時の年齢:39歳
◆身長:168cm
◆当時の住所:神奈川県横浜市
◆当時の身分:会社員
◆特徴:子供の時、凍傷で左手親指の爪が欠落。
◆失踪場所:神奈川県横浜市

【失踪状況】
昭和60年1月にアパートの大家から家賃未納の手紙が届き、失踪していることが判明した。
家人が会社に問い合わせたところ、昭和59年10月で退職し、以後行方不明であるとのことであった。
失踪者の部屋の様子は衣服にカビが生え、缶詰は錆び付いているなど数年間も住んでいなかったような感じで、荷物もそのままの状況だった。
山形県警HP
http://www.pref.yamagata.jp/police/

《特定失踪者・田村正伸さんについて》
◆氏名:田村 正伸
(たむらまさのぶ)
◆失踪年月日:昭和35(1960)年5月
◆生年月日:昭和11(1936)年8月27日
◆性別:男
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:神奈川県横浜市鶴見区
◆当時の身分:会社員
◆身長:170cm
◆体重:60くらい
◆失踪場所:千葉県館山市

【失踪状況】
横浜市の会社に勤務していたが、千葉県館山市にある大手水産会社に転職するため、館山の親戚(叔父)の家に宿泊し、その会社の面接を受けに行った。
その帰りに叔父の家に戻らず、消息不明に。
横浜市の下宿先から、身の回りのものは特になくなっていない。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/

《特定失踪者・越川 力さんについて》
◆氏名:越川 力
(こしかわつとむ)
◆失踪年月日:昭和45(1970)年7月19日
◆生年月日:昭和21(1946)年4月18日
◆性別:男
◆当時の年齢:24歳
◆当時の住所:東京都練馬区
◆当時の身分:会社員
◆身長:166cm
◆体重:60kg
◆特徴:両足の指にソバカス様の点々
◆失踪場所:東京都練馬区のアパート

【失踪状況】
アパートの大家に「海に行ってくる」と言って出ていった後行方不明。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。