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【みんな生きている】田口八重子さん/産経新聞

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《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!拉致から38年…川口駅前キュポ・ラで25日から田口八重子さん写真展》

北朝鮮に拉致されて38年となる埼玉県川口市出身の田口八重子さん(60歳。拉致当時22歳)の写真展が6月25日から29日まで、同市のJR川口駅東口前のキュポ・ラ5階中央図書館入り口で行われる。
同市と拉致問題を考える川口の会が拉致問題の早期全面解決を願い、平成22年から田口さんが昭和53年に拉致されたとされる「6月29日」をまたいで毎年開催している。
会場では、田口さんや同市関係の特定失踪者4人の写真などのパネル約20枚と、拉致問題の年表などを展示。拉致被害者の早期帰国と拉致問題の真相解明を求める署名などが行われる。入場無料。
同市の担当課は、

「署名は平成16年6月以降、約31万人分を集め政府に届けた。拉致問題の解決には世論の盛り上がりが重要。問題解決まで続けたい」

と協力を呼びかけている。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/
救う会埼玉HP
http://sukuukai.gozaru.jp/
拉致問題を考える川口の会HP
http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015

※「アメリカはローラ・リンさんとユナ・リーさんのときはクリントン元大統領、アイジャロン・マーリ・ゴメスさんのときはカーター元大統領が直接平壌に乗り込んだ。日本にも元総理がたくさんいる。その中の一人でも拉致被害者のために平壌に行ったらどうなんだ。誰かいないのか」
上田清司埼玉県知事)



◆昭和53(1978)年6月頃
李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(拉致被害時22歳)
昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。
(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」

※「八重子さんが北朝鮮南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」
拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/
救う会埼玉HP
http://sukuukai.gozaru.jp/
拉致問題を考える川口の会HP
http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

《特定失踪者・藤田 進さんについて》
※国連人権理事会が調査要請を受理した事案
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の住所:埼玉県川口市南町
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/
救う会埼玉HP
http://sukuukai.gozaru.jp/
拉致問題を考える川口の会HP
http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

《特定失踪者・井上克美さんについて》
◆氏名:井上 克美
(いのうえかつよし)
◆失踪年月日:昭和46(1971)年12月29日
◆生年月日:昭和25(1950)年6月8日
◆性別:男
◆当時の年齢:21歳
◆当時の住所:埼玉県蕨市
◆当時の身分:電気工事店勤務
群馬県前橋市出身
◆身長:167cmくらい
◆失踪場所:埼玉県川口市

【失踪状況】
失踪当日会社の忘年会の後、川口市内の飲食店で飲み(午前0時~1時)、寿司屋で食事をしたあと友人と別れた。
当時泥酔状態。
夜帰宅しなかったので翌30日前実家に電話があり両親も知った。
妻の話では正月は家に行くと言っていたので実家に帰っているのではと思い電話したとのこと。
運転免許の更新もなし。
連絡も一切なし。
長男が生まれる直前だった。
群馬県警HP
http://www.police.pref.gunma.jp/
救う会群馬HP
http://sukuukaigunma.web.fc2.com/

《特定失踪者・新木 章さんについて》
◆氏名:新木 章
あらきあきら
◆失踪年月日:昭和52(1977)年5月21日
◆生年月日:昭和22(1947)年10月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:29歳
◆当時の住所:埼玉県川口市栄町
◆当時の身分:銀行員(事務系、コンピュータを使う仕事)
◆身長:165cm
◆特徴:
1)中肉中背
2)眼鏡使用
◆失踪場所:埼玉県川口市

【失踪状況】
「買い物に行く。午後6時か7時には帰る」と川口市の自宅を出たまま失踪。
家を出たときは財布しか持っていない。
免許証、クレジットカードが入っていたが、更新がされていないし、カードは使っていない。
平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

《特定失踪者・佐々木悦子さんについて》
◆氏名:佐々木 悦子
(ささきえつこ)
◆失踪年月日:平成3(1991)年4月22日
◆生年月日:昭和38(1963)年12月6日
◆性別:女性
◆当時の年齢:27歳
◆身長:162cm
◆体重:52kg
◆当時の身分:埼玉銀行パート
◆特徴:
1)左目の下に泣きぼくろあり
2)両手共ふっくらとしているが指先が細い
◆失踪場所:埼玉県浦和市

【失踪状況】
「仕事へ行く」と言って埼玉県浦和市の家を出たまま失踪。
当日は休みをとっていた。
平成16年1月29日、埼玉県警に告発状提出。

《特定失踪者・水嶋弥寿志さんについて》
◆氏名:水嶋 弥寿志
(みずしまやすし)
◆失踪年月日:平成15(2003)年9月8日
◆生年月日:昭和39(1964)年4月20日
◆性別:男
◆当時の年齢:39歳
◆当時の住所:埼玉県蕨市
◆当時の身分:会社員
◆身長:169cm
◆体重:66kg
◆特徴:
1)前髪を右手と首を上にむけてあげる
2)煙草吸わない
3)酒は付き合い程度
4)大またでゆったり歩く
◆趣味:読書、映画、スポーツ(テニス)
◆特技:コンピューター
◆失踪場所:埼玉県蕨市の自宅

【失踪状況】
平成15年9月4日午前7時30分頃、自宅から勤務先に体調不良で休むと電話連絡。
失踪前に体調を崩し1週間休みをとっていた。
9月8日に出社せず連絡も無くなったことで行方不明が判明。
京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

沖縄県警公開特定失踪者・佐次田 堅さんについて》
◆氏名:佐次田 堅
(さしだかたし)
◆当時の年齢:31歳(昭和54年当時)
◆当時の住所:埼玉県川口市
◆当時の職業:不詳
◆身長:168cm
◆血液型:O型
◆特徴:
1)痩せ型
2)自らを「かたし」ではなく「けん」と称することがある

【失踪状況】
昭和54年1月頃、行方不明になっています。
沖縄県警HP
http://www.police.pref.okinawa.jp/
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。