もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】蓮池 薫さん[流山市]/産経新聞

イメージ 1

《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!「北朝鮮に強い要求を」 拉致問題で蓮池さん講演 千葉》

北朝鮮による拉致被害者で平成14年に帰国した蓮池 薫さん(58歳)の講演会が5月28日、千葉県流山市内で開かれた。中央大学流山白門会(高橋 洋会長)が主催し、産経新聞社千葉総局などが後援。800人が熱心に耳を傾けた。
講演で蓮池さんは政府に対し、

(1)北朝鮮拉致問題協議のメッセージを出し続ける
(2)交渉の骨組みを変え、「調査」でなく「(残された被害者の)強い返還要求」を行う
(3)今の世界情勢を無視して日本だけというのは無理だが、核とミサイルにつながらない形での人道支援は示してよい
(4)1回の返還が1、2人にとどまっても突っぱねず、粘り強い交渉を-

と4つの事項を要望した。
蓮池さんは

「『北朝鮮に甘い』と思うかもしれないが、何とか被害者を返してもらわないといけない。私たちが北朝鮮にいた時と、現在まだ残されている人たちの心理状態は全く違う。残された人たちは私たちの帰国を知っており、『なぜわれわれは帰れないのか』と思っているはずで、もう精神がもたない。日本で待つご家族も同じ。時間がない」

と訴えた。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
救う会千葉HP
http://sukuukaichiba.web.fc2.com/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015



◆昭和53(1978)年7月31日
アベック拉致容疑事案
被害者:蓮池 薫さん(拉致被害時20歳)
被害者:蓮池祐木子さん(旧姓奥土)(拉致被害時22歳)
蓮池さんは「ちょっと出かける。すぐ帰る」と言って外出したまま失踪。同様に奥土さんも外出したまま失踪。
2人は昭和55年に結婚。平成14年10月に日本に帰国。
娘1人と息子1人は平成16年5月に帰国。
捜査当局は、拉致実行犯である北朝鮮工作員・通称チェ・スンチョルについて平成18年2月に、また、共犯者である自称韓明一(ハン・ミョンイル)こと通称ハン・クムニョン及び通称キム・ナムジンについて平成19年2月にそれぞれ逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
新潟県警HP
http://www.police.pref.niigata.jp/

《特定失踪者・古川了子さんについて》
◆氏名:古川 了子
(ふるかわのりこ)
◆失踪年月日:昭和48(1973)年7月7日
◆生年月日:昭和30(1955)年1月1日
◆性別:女性
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:千葉県市原市菊間
◆当時の身分:三井造船社員
◆身長:157cmくらい
◆血液型:B型
◆特徴:
1)中学時代水泳部、高校では卓球部部長。
2)書き初めで入選したことあり、簿記、珠算和文タイプ等資格持っている。
3)左利き。文字を書くのは左右同じに使える。
4)左眉に途切れたような傷がある。
◆失踪場所:千葉県

【失踪状況】
午前中に美容院へ行き、午後から母親と浴衣を買いに行く予定をしていた。
朝早く家を出て、美容院に「今日の美容院はキャンセルしたい。出かけるところができた。母親にも浴衣を買いに行けなくなったと伝えて下さい」と言った。
母親は美容院からの電話で、友達にでも会うことになったのだろうと気にしなかったが、それから何の音沙汰もなくなった。
7月に初めて貰ったボーナスは手付かず、預金通帳も置いたまま。
持って出たのは財布とハンカチくらいしか入らない、いつも持っている小さなバッグ1つだけだった。
その後、家にも勤め先にも全く連絡なし。中学や高校の友人も心あたりはなかった。
北朝鮮工作員安明進(アン・ミョンジン)氏が、「1991年に平壌市内の病院にいた女性と似ている」と証言している。
平成16年1月29日、千葉県警に告発状提出。
平成17年4月13日政府に対し拉致認定を求め東京地裁に提訴。
■古川了子さんを救う会HP
http://2.furukawanoriko.michikusa.jp/

《特定失踪者・関谷俊子さんについて》
◆氏名:関谷 俊子
(せきやとしこ)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年7月11日
◆生年月日:昭和32(1957)年5月19日
◆性別:女性
◆当時の年齢:17歳
◆当時の住所:千葉県市原市徳氏
◆当時の身分:薬品会社勤務。定時制高校在学中
◆身長:160cm
◆血液型:A型またはO型
◆失踪場所:千葉市

【失踪状況】
親類の男性と幼馴染の同級生(女性)と千葉市内の飲食店で飲食後、親類の男性が「車で二人を家まで送ってくる」と店の従業員に言い残して出たまま3人一緒に行方不明となった。
店の従業員は男性の兄と妹。
男性の乗っていた車も発見されていない。
関谷さんは古川了子さん(昭和48年失踪)と同じ高校で3学年下。
古川事件の1年後の同じ7月の失踪。

《特定失踪者・遠山常子さんについて》
◆氏名:遠山 常子
(とおやまつねこ)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年7月11日
◆生年月日:昭和32(1957)年6月22日
◆性別:女性
◆当時の年齢:17歳
◆当時の住所:千葉県市原市田淵
◆当時の身分:県立高校学生(夜間部)
◆当時の勤務先:千葉市内のスーパーマーケット
◆身長:158cm~160cmくらい
◆血液型:B型
◆特徴:左右どちらかは不明だが眉の上にホクロの切除痕有り
◆失踪場所:千葉市

【失踪状況】
遠山常子さんと、幼馴染の友人女性である関谷俊子さん、ならびに関谷俊子さんの親戚である峰島英雄さんの3人は、峰島英雄さんの兄妹が勤務する千葉市内の飲食店で食事をした。
峰島英雄さんが、「二人を家まで送ってくる。戻ってくるから、食事を用意しておいてくれ」と兄妹に言い残し、車で飲食店を出たまま三人とも失踪。
峰島英雄さんの車(赤いマーク2)も未発見。
失踪の当日は、関谷俊子さんの引越しの日だった。
引越しが終わったあとに、三人で飲食店に食事に来た模様。
失踪以降、何ら手がかりとなるものは無かった。

《特定失踪者・峰島英雄さんについて》
◆氏名:峰島 英雄
(みねしまひでお)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年7月11日
◆生年月日:昭和27(1952)年9月2日
◆性別:男
◆当時の年齢:21歳
◆当時の住所:千葉市稲毛区)轟町
◆当時の身分:会社員(千葉市内の電話工事会社)
◆身長:170cm
◆血液型:B型またはO型
◆失踪場所:千葉市

【失踪状況】
遠山常子さんと、幼馴染の友人女性である関谷俊子さん、ならびに関谷俊子さんの親戚である峰島英雄さんの3人は、峰島英雄さんの兄妹が勤務する千葉市内の飲食店で食事をした。
峰島英雄さんが、「二人を家まで送ってくる。戻ってくるから、食事を用意しておいてくれ」と兄妹に言い残し、車で飲食店を出たまま三人とも失踪。
峰島英雄さんの車(赤いマーク2)も未発見。
失踪の当日は、関谷俊子さんの引越しの日だった。
失踪以降、何ら手がかりとなるものは無かった。

《特定失踪者・加瀬テル子さんについて》
◆氏名:加瀬 テル子
(かせてるこ)
◆失踪年月日:昭和37(1962)年4月
◆生年月日:昭和19(1944)年5月4日
◆性別:女性
◆当時の年齢:17歳
◆当時の住所:千葉県旭市蛇園
◆当時の身分:家事手伝い
◆身長:158cm
◆血液型:O型
◆特徴:
1)細面
2)右目下内側に赤あざ有り
◆失踪場所:千葉県海上郡海上

【失踪状況】
午後、自宅からパーマに出かけてそのまま行方不明。
所持金はパーマ代のみ。
翌日に新宿コマ劇場へ観劇に行く約束を叔母としていた。
脱北者北朝鮮から持ちだしたとされる写真が鑑定の結果、加瀬テル子さんである可能性が極めて高いことが判明。
また同じ脱北者が「同一の人物」とするもう一枚の写真も、加瀬テル子さんである可能性がある。
平成16年12月17日、千葉県警に告発状提出。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/

《特定失踪者・木村秋男さんについて》
◆氏名:木村 秋男
(きむらあきお)
◆失踪年月日:昭和47(1972)年頃
◆生年月日:昭和23(1948)年12月19日
◆性別:男
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:大阪府堺市南島町
◆当時の身分:無職(会社退職後)
◆身長:167cmくらい
◆体重:60kgくらい
◆血液型:AB型
◆特徴:
1)やや細い
2)片足に骨折痕
◆失踪場所:大阪府堺市

【失踪状況】
昭和46年頃、姉が京都にいたとき友人とともにやってきたのが家族の会った最後。
堺市の会社を友人らと一緒に辞めたようだが、その後消息がない。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/
京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

《特定失踪者・原 哲也さんについて》
◆氏名:原 哲也
(はらてつや)
◆失踪年月日:昭和58(1983)年3月
◆生年月日:昭和37(1962)年5月22日
◆性別:男
◆当時の年齢:20歳
◆当時の住所:東京都江戸川区小岩
◆当時の身分:無職(食品会社を退職した直後)
◆身長:158cm
◆体重:42kg
◆血液型:O型
◆特徴:
1)喫煙飲酒少々
2)胸に縦10cm位のキズあり
3)前腕部に骨折痕
4)左足の太ももに手のひら大のおできの痕
◆失踪場所:沖縄県。東京都江戸川区に居住。

【失踪状況】
3月初め、友人と二人で沖縄に行き、知人宅に寄った後、消息不明。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
沖縄県警HP
http://www.police.pref.okinawa.jp/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。