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【みんな生きている】増元るみ子さん・松木 薫さん[しおかぜ収録]/西日本新聞

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《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!北朝鮮向け短波ラジオ収録 拉致被害者へメッセージ「助けるから待ってて」》

拉致被害者などへメッセージを届ける北朝鮮向け短波ラジオの公開収録が3月18日、福岡市・天神の西鉄ホールであり、九州の拉致被害者家族などが再会への思いを呼び掛けた。
番組は、拉致被害者を励ます「ふるさとの風」と、拉致の可能性がある特定失踪者へ向けた「しおかぜ」。共同の公開収録は昨年12月の東京に続き2回目。
今年に入り北朝鮮は核実験を行い、拉致再調査の全面中止も表明。
厳しい現状にも、鹿児島県日置市で拉致された増元るみ子さん(拉致当時24歳)の姉・平野フミ子さん(66歳)は

「必ず日本で会おうね」。

熊本市出身の松木 薫さん(拉致当時26歳)の姉・斉藤文代さん(70歳)は

「きっと助け出すからもう少し待ってて」

と語り掛けた。
番組は政府の拉致問題対策本部などが制作し、メッセージを毎日放送している。今回の収録分は4月ごろから放送予定という。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■福岡県警HP
http://www.police.pref.fukuoka.jp/
救う会福岡HP
http://sukuukai.jugem.jp/
救う会福岡facebook
http://ja-jp.facebook.com/sukuukai/
■博多ブルーリボンの会ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sakimori777
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015



◆昭和53(1978)年8月12日
アベック拉致容疑事案
被害者:増元るみ子さん(拉致被害時24歳)
被害者:市川修一さん(拉致被害時23歳)
「浜に夕日を見に行く」と言って出かけたまま失踪。
北朝鮮側は、1979(昭和54)年7月に2人は結婚し、市川修一さんは同年9月に心臓麻痺で死亡し、増元るみ子さんは1981(昭和56)年に心臓麻痺で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
■鹿児島県警HP
http://www.pref.kagoshima.jp/police/

◆昭和55(1980)年5月頃
欧州における日本人男性拉致容疑事案
被害者:松木 薫さん(拉致被害時26歳)
被害者:石岡 亨さん(拉致被害時22歳)
2人とも欧州滞在中の昭和55年に失踪。
昭和63年に石岡さんから日本の家族に出した手紙(ポーランドの消印)が届き、石岡さん、松木さん、そして有本恵子さんが北朝鮮に在住すると伝えてきた。
北朝鮮側は、石岡 亨さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で有本恵子さんと共に死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
また、同様に松木 薫さんについても、1996(平成8)年8月に交通事故で死亡したとして、平成14年9月及び平成16年11月に開催された第3回日朝実務者協議と2回にわたり、北朝鮮側から松木さんの「遺骨」の可能性があるとされるものが提出されたが、そのうちの一部からは、同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の妻・森 順子及び若林(旧姓:黒田)佐喜子について、平成19年6月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
熊本県警HP
http://www.police.pref.kumamoto.jp/
■北海道警HP
http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/

《特定失踪者・加藤久美子さんについて》
◆氏名:加藤 久美子
(かとうくみこ)
◆失踪年月日:昭和45(1970)年8月8日
◆生年月日:昭和23(1948)年1月1日
◆性別:女性
◆当時の年齢:22歳
◆当時の住所:福岡県北九州市八幡東区
◆当時の身分:事務員
◆身長:155cm
◆体重:47kg
◆特徴:首の後ろに水疱瘡の跡8mm
◆特技:電話交換扱い
◆失踪場所:福岡県北九州市八幡区自宅近くの電停

【失踪状況】
妹と一緒に家を出て徒歩10分くらい離れた旧西鉄路面電車の大倉電停で別れたのが最後。その後消息不明。
いつも通りの服装だったので、小倉にある会社へ向かったと思われる。
「週末に編み物の先生とお茶会に行くので着物を出しておいて」という話をしていた。
北朝鮮工作員安明進(アン・ミョンジン)氏が、「1989~1990年、金正日政治軍事大学横田めぐみさんらと一緒にいた女性に似ている」と証言。
平成16年1月29日、八幡東署に告発状提出。

《特定失踪者・三浦和彦さんについて》
◆氏名:三浦 和彦
(みうらかずひこ)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年1月12日
◆生年月日:昭和27(1952)年3月28日
◆性別:男
◆当時の年齢:21歳
◆当時の住所:福岡県糟屋郡篠栗町
◆当時の身分:福岡市博多区美野島の九州松下電器本社工場勤務
◆身長:156cm
◆特徴:身長は母親(156cmくらい)と同じかもう少し高いくらい
◆失踪場所:福岡県糸島郡志摩町芥屋海岸と推定

【失踪状況】
波多野幸子さんとともに失踪。
1月12日会社に出勤。
三浦さんは退社前に同僚に前原に行くと告げ、波多野さんの残業が終わるのを待ったと思われる。
12日から帰宅せず。
15日、福岡県糸島郡志摩町芥屋大門近くの海岸に車が放置されているのが見つかる。車内に三浦さんの免許証、コートが置かれたまま。
両人の靴が片方ずつ落ちていた。

《特定失踪者・波多野幸子さんについて》
◆氏名:波多野 幸子
(はたのさちこ)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年1月12日
◆生年月日:昭和30(1955)年2月14日
◆性別:女性
◆当時の年齢:18歳
◆当時の身分:福岡市博多区美野島の九州松下電器本社工場勤務
◆身長:150cmくらい
◆失踪場所:福岡県糸島郡志摩町芥屋海岸と推定

【失踪状況】
三浦和彦さんとともに失踪。
1月12日会社にいつもどおり出勤。
12日から帰宅せず。
15日、福岡県糸島郡志摩町芥屋大門近くの海岸に車が放置されているのが見つかる。車内に三浦さんの免許証、コートが置かれたまま。
両人の靴が片方ずつ落ちていた。

《特定失踪者・尾上民公乃さんについて》
◆氏名:尾上 民公乃
(おのうえみこの)
◆失踪年月日:昭和62(1987)年6月6日
◆生年月日:昭和41(1966)年11月26日
◆性別:女性
◆当時の年齢:20歳
◆当時の住所:大阪府八尾市
◆当時の身分:スナックのアルバイト
◆身長:161cm
◆体重:49kg
◆失踪場所:大阪府大阪市南区(現中央区)心斎橋

【失踪状況】
5日午後11時30分頃、大阪市北区内のスナックへ行った後、友人の車に同乗。
その友人は午前3時50分頃心斎橋の路上に停車、エンジンをかけたまま尾上さんを助手席に残し、近くのビルの飲食店にいる知人と連絡をとりに行った。
その友人が約30分後に戻ると車ごと消えていた。
尾上さんは免許を取得したばかりで運転歴殆どなし。
翌朝、福岡市博多港の沖浜町中央埠頭東側岸壁から乗っていた車が海中に落ちるところを釣り人が目撃。
ドアはいずれも閉まっていたが助手席の窓は開いていた。
遺体は発見されていない。
車内には友人のセカンドバックがあったが、なくなっていた。
北朝鮮にいるとの不確定情報がある。
大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/

《福岡県警公開特定失踪者・西崎和子さんについて》
◆氏名:西崎 和子
(にしざきかずこ)
◆当時の年齢:15歳(昭和37年当時)
◆当時の住所:福岡県北九州市門司区
◆当時の職業:中学生
◆身長:145cm
◆特徴:
1)中肉
2)丸顔
3)色白
4)おかっぱ頭

【失踪状況】
西崎和子さんは昭和37年10月27日、見知らぬ男が西崎和子さん宅を訪れ、家人の前から西崎和子さんを連れ出し、そのまま行方不明となっています。

《福岡県警公開特定失踪者・仲野健二さんについて》
◆氏名:仲野 健二
(なかのけんじ)
◆当時の年齢:18歳(昭和43年当時)
◆当時の住所:福岡県直方市
◆当時の職業:大学生
◆身長:160cm
◆体重:55kg
◆特徴:
1)中肉中背
2)右手麻痺

【失踪状況】
仲野健二さんは身体障害者で、右手が麻痺する不自由な身体で大学に通っていましたが、昭和43年5月、自宅に「いつも迷惑をかけるので、名古屋へ働きに行く。きっと帰って来る」という内容の手紙を残して、その後、行方不明となっています。
■愛知県警HP
http://www.pref.aichi.jp/police/

《福岡県警公開特定失踪者・西田智一さんについて》
◆氏名:西田 智一
(にしだとしかず)
◆行方不明当時の年齢:29歳
◆当時の住所:福岡県福岡市東区
◆当時の職業:無職
◆身長:170cm
◆特徴:
1)右手小指湾曲
2)軽度の脳性麻痺
3)身体障害者3級
4)足を引きずる歩き方

【失踪状況】
西田智一さんは昭和61年2月1日、友人のところに行くと言って車で外出したまま行方不明となっています。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。