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【みんな生きている】田辺宗之さん/産経新聞

《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!若狭の田辺宗之さん、拉致可能性 父「少しでも手がかりを」 福井》

北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者に福井県若狭町の会社員・田辺宗之さん(行方不明当時22歳)が認定され、父の隆三さん(65歳)が3月14日、同町で記者会見した。
隆三さんは

「いまだに何の情報もない。少しでもいいから手がかりがほしい」

と話し、問題解決への支援を呼びかけた。
宗之さんは平成17年2月4日午後5時半ごろ、敦賀市の勤務先をマイカーで出た後、行方がわからなくなった。

「前日は節分で、家族で巻きずしを食べて過ごした。4日も普段通りに出勤した」

という。
しかし、深夜になっても帰宅せず、翌日は会社を無断欠勤。これまでのところ手がかりは見つかっていないという。
「我慢強く、思いやりのある子だった」という宗之さんが失踪して11年。
隆三さんは

「もし生きているなら早く見つかってほしい。亡くなっているなら少しでも早く供養したい」

と声を詰まらせた。福井県警は宗之さんについての失踪の概要などをホームページに掲載し、情報の提供を呼びかけている。
情報提供は県警公安課まで。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
福井県警HP
http://www.pref.fukui.jp/kenkei/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015



福井県警公開特定失踪者・田辺宗之さんについて》
◆氏名:田辺 宗之
(たなべむねゆき)
◆当時の年齢:22歳(平成17年当時)
◆当時の住所:福井県三方上中郡若狭町
◆当時の職業:会社員
◆身長:185cm
◆体重:85kg

【失踪状況】
平成17年2月4日午後5時30分ころ、自家用車で福井県敦賀市の職場を出たまま行方が分からなくなっています。

《特定失踪者・山下 貢さんについて》
◆氏名:山下 貢
(やましたみつぐ)
◆失踪年月日:平成元(1989)年12月27日
◆生年月日:昭和25(1950)年7月5日
◆性別:男
◆当時の年齢:39歳
◆当時の住所:福井県敦賀市
◆当時の身分:作業員
◆特徴:
1)くせ毛
2)右利き
3)腰部に縦20cmの手術痕
◆失踪場所:福井県越前町

【失踪状況】
失踪当日早朝4時頃、釣り道具を持って「魚を釣ってくる」と実家を出て失踪。
越前町午房が平の国道305号線沿い(通称・よびかけ地蔵)に車が発見される。
岩場に餌箱が残されていたが、遺体はもちろん釣り竿、その他の遺留品も未発見。
車は鍵がかかっており、車内に長靴・食べかけのおにぎり・免許証等が残される。
当時海は穏やか、浜育ちの本人は泳ぎ達者。
当時の所轄だった丹生警察署の調べでは

1)交通事故の可能性はない
2)自殺する動機は見当たらない
3)岩場から転落した形跡は認められない
4)付近一帯の検分・捜索の結果何も見つからず

失踪後数年経った頃、本人の自宅や実家などに無言電話や不審な電話がかかる。

《特定失踪者・宮内和也さんについて》
◆氏名:宮内 和也
(みやうちかずや)
◆失踪年月日:平成9(1997)年4月24日
◆生年月日:昭和40(1965)年1月27日
◆性別:男
◆当時の年齢:32歳
◆当時の住所:福井県三方上中郡若狭町
◆当時の身分:公務員
◆身長:178cm
◆特徴:右利き
◆失踪場所:福井県三方郡三方町世久見の世久見漁港

【失踪状況】
失踪翌月に三方町世久見のB&G海洋センターでカヌーの研修(本人はインストラクター)が予定されており、ナホトカ号重油流出事故の影響で海岸が汚れていないか確認のため出かける。
当日、世久見岸壁で海を見ている宮内さんが目撃されているが、その夜帰宅せず。後に世久見漁港から数百メートル離れた海岸のテトラポッドにカヌーが折れて突き刺さっているのが発見され、さらにその近くで宮内さんの上着が発見された。上着は石が重しのように乗せられていた。
カヌーのパドル(櫂)とライフジャケットは艇庫に置いたままだった。

《特定失踪者・河合美智愛さんについて》
◆氏名:河合 美智愛
(かわいみちえ)
◆失踪年月日:昭和59(1984)年4月2日
◆生年月日:昭和38(1963)年12月18日
◆性別:女性
◆当時の年齢:20歳
◆当時の住所:福井県越前市
◆当時の身分:会社員
◆身長:169cm
◆特徴:
1)おでこが広い
2)口元に小さなホクロ
3)右膝外側に10cm程度のあざ
◆失踪場所:福井県武生市(現・越前市

【失踪状況】
失踪前日から地元の繊維会社に勤め始めていた。
昼食のために会社から一旦帰宅して昼食を取った後、会社に向かったが会社には着かずそのまま行方不明となった。
乗っていた自家用車(カローラ)も見つかっていない。
失踪後、1~2回、実家に無言電話がかかってきたが、名前を呼びかけると直ぐに切れた。
平成6年頃、宮城県内で目撃情報があります。
宮城県警HP
http://www.police.pref.miyagi.jp/

《特定失踪者・丸山善昭さんについて》
◆氏名:丸山 善昭
(まるやまよしあき)
◆失踪年月日:昭和41(1966)年3月31日
◆生年月日:昭和18(1943)年8月9日
◆性別:男
◆当時の年齢:22歳
◆当時の住所:石川県加賀市
◆当時の下宿先:福井県坂井郡三国町
◆当時の身分:漁船員(底引き網漁船)
◆身長:160cm
◆特徴:
1)優しい人柄
2)酒好き
◆失踪場所:福井県坂井郡三国町三国漁港周辺

【失踪状況】
下宿先に「加賀の実家に行ってくる」と伝言を残して外出したまま失踪。
当日は給料日で、全船出港できる天候だったが出漁せず。
石川県警HP
http://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/

《特定失踪者・高木茂久さんについて》
◆氏名:高木 茂久
(たかぎしげひさ)
◆失踪年月日:昭和36(1961)年8月10日
◆生年月日:昭和15(1940)年3月3日
◆性別:男
◆当時の年齢:21歳
◆当時の身分:同志社大学商学部3年生
◆身長:170cm
◆体重:60kg
◆特徴:似顔絵を書いたり絵を描くのが上手
◆失踪場所:福井県小浜市の海水浴場

【失踪状況】
友達の女性と大阪市内の自宅から小浜の方によく泳ぎに行ったりしていた。
失踪の前日も彼女と遊びに行くと言って出ていき行方が全く分からなくなった。

《特定失踪者・藤原英二さんについて》
◆氏名:藤原 英二
(ふじわらえいじ)
◆失踪年月日:昭和50(1975)年1月
◆生年月日:昭和24(1949)年7月26日
◆性別:男
◆当時の年齢:25歳
◆当時の身分:調理師(東京の弁当工場に勤務)
◆失踪場所:福井県

【失踪状況】
昭和50年正月の1日か2日頃(夜7時頃)突然家族に「今福井に釣りに来ている」と電話をしてきた。
しかしその後一切の連絡なく今日まで音沙汰がない状態。
昭和50年3月、母がみかんを送ろうと東京の勤め先に電話すると、49年末から出勤していないとのこと。
50年春頃、姉が東京の居候先(友人宅)に行くと衣類、釣り道具など荷物はそのままで免許証もあった。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp

《特定失踪者・田中浩史さんについて》
◆氏名:田中 浩史
(たなかひろし)
◆失踪年月日:平成8(1996)年4月5日
◆生年月日:昭和35(1960)年6月11日
◆性別:男
◆当時の年齢:35歳
◆当時の身分:ビルメンテナンス関係
◆身長:170cm~172cm
◆体重:50kg
◆特徴:やせ型
◆血液型:B型
◆特徴:
1)顔色浅黒
2)実年齢より若く見える
3)飲酒・喫煙をする
4)腰痛持ちのためやや足を引きずり加減で歩く
◆持病:肩こり、腰痛、喘息性気管支炎の持病あり
◆失踪場所:福井県丹生郡河野村

【失踪状況】
当日朝7時半、いつもと同じ時間に出勤のため車で京都市山科区の家を出る。
同日昼過ぎに勤務先(京都市山科区)から欠勤していると連絡あり。ポケベルで呼び出すが連絡なし。
翌6日捜索願を出す。
10日福井県丹生警察署から丹生郡河野村の海岸沿いに車が発見された。
車の中に本人のバッグ、ポケベル、免許証があったが、財布は発見できず。海も捜したが見つからなかった。
所持金は2万円~3万円だったと思われる。
同年6月に福井県警より4月5日午前中に福井県内の道でスピード違反をして本人署名のある書類が送付された。
京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。