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【みんな生きている】古川了子さん[救う会そうさ]/産経新聞

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《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!匝瑳拉致問題パネル展 特定失踪者の写真など100点》

北朝鮮による拉致問題について理解を深めてもらおうと、拉致被害者や拉致濃厚とされる特定失踪者の写真などを展示する「北朝鮮による拉致被害者・救出運動パネル展」(産経新聞社千葉総局など後援)が2月19日、匝瑳市八日市場イの八日市場公民館市民ギャラリーで始まった。
初日は市原市出身の特定失踪者・古川了子さん(61歳。失踪当時18歳)の姉・竹下珠路さん(71歳)が会場を訪れ、

「一人でも多くの人に足を運んでもらい、県内にも被害者がいることを知ってほしい」

と話した。
同展は、昨年11月に設立した「北朝鮮に拉致された日本人を救出する千葉そうさの会」(救う会そうさ)が市内で初めて開いた。
同会の都祭広一事務局長は

「被害者家族の心情に寄り添い、今後の救出活動を理解してもらう場にしたい」

と趣旨を説明する。
会場には等身大に引き伸ばした横田めぐみさんの写真をはじめ、家族会から提供された被害者の写真や、これまでの救出活動を紹介するパネルなど約100点が展示されている。また、古川さんら県内の特定失踪者15人については、竹下さんから写真と失踪当時の状況を説明するデータが提供され、特設コーナーを用意した。
かつて竹下さんがガールスカウトの指導者を育てるトレーナーとして、匝瑳市内の団体を指導していた縁で実現した。
古川さんの写真は、高校3年の時に行った伊豆諸島で卓球部の仲間と一緒に写っているものなど8枚を展示。
失踪(昭和48年7月7日)の2、3カ月前に市原市内のショッピングセンター前で撮った写真もあり、竹下さんは

「着ているチェック柄のジャケットは妹のお気に入りだった。『帰ってきたら渡してあげて』という母の遺言もあり、今も大切に保管しています」

と来場者たちにしみじみと語った。
2月28日まで。入場無料。
問い合わせは救う会そうさまで。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
救う会千葉HP
http://sukuukaichiba.web.fc2.com/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015



《特定失踪者・古川了子さんについて》
◆氏名:古川 了子
(ふるかわのりこ)
◆失踪年月日:昭和48(1973)年7月7日
◆生年月日:昭和30(1955)年1月1日
◆性別:女性
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:千葉県市原市菊間
◆当時の身分:三井造船社員
◆身長:157cmくらい
◆血液型:B型
◆特徴:
1)中学時代水泳部、高校では卓球部部長。
2)書き初めで入選したことあり、簿記、珠算和文タイプ等資格持っている。
3)左利き。文字を書くのは左右同じに使える。
4)左眉に途切れたような傷がある。
◆失踪場所:千葉県

【失踪状況】
午前中に美容院へ行き、午後から母親と浴衣を買いに行く予定をしていた。
朝早く家を出て、美容院に「今日の美容院はキャンセルしたい。出かけるところができた。母親にも浴衣を買いに行けなくなったと伝えて下さい」と言った。
母親は美容院からの電話で、友達にでも会うことになったのだろうと気にしなかったが、それから何の音沙汰もなくなった。
7月に初めて貰ったボーナスは手付かず、預金通帳も置いたまま。
持って出たのは財布とハンカチくらいしか入らない、いつも持っている小さなバッグ1つだけだった。
その後、家にも勤め先にも全く連絡なし。中学や高校の友人も心あたりはなかった。
北朝鮮工作員安明進(アン・ミョンジン)氏が、「1991年に平壌市内の病院にいた女性と似ている」と証言している。
平成16年1月29日、千葉県警に告発状提出。
平成17年4月13日政府に対し拉致認定を求め東京地裁に提訴。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
救う会千葉HP
http://sukuukaichiba.web.fc2.com/
■古川了子さんを救う会HP
http://2.furukawanoriko.michikusa.jp/

《特定失踪者・関谷俊子さんについて》
◆氏名:関谷 俊子
(せきやとしこ)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年7月11日
◆生年月日:昭和32(1957)年5月19日
◆性別:女性
◆当時の年齢:17歳
◆当時の住所:千葉県市原市徳氏
◆当時の身分:薬品会社勤務。定時制高校在学中
◆身長:160cm
◆血液型:A型またはO型
◆失踪場所:千葉市

【失踪状況】
親類の男性と幼馴染の同級生(女性)と千葉市内の飲食店で飲食後、親類の男性が「車で二人を家まで送ってくる」と店の従業員に言い残して出たまま3人一緒に行方不明となった。
店の従業員は男性の兄と妹。
男性の乗っていた車も発見されていない。
関谷さんは古川了子さん(昭和48年失踪)と同じ高校で3学年下。
古川事件の1年後の同じ7月の失踪。

《特定失踪者・加瀬テル子さんについて》
◆氏名:加瀬 テル子
(かせてるこ)
◆失踪年月日:昭和37(1962)年4月
◆生年月日:昭和19(1944)年5月4日
◆性別:女性
◆当時の年齢:17歳
◆当時の住所:千葉県旭市蛇園
◆当時の身分:家事手伝い
◆身長:158cm
◆血液型:O型
◆特徴:
1)細面
2)右目下内側に赤あざ有り
◆失踪場所:千葉県海上郡海上

【失踪状況】
午後、自宅からパーマに出かけてそのまま行方不明。
所持金はパーマ代のみ。
翌日に新宿コマ劇場へ観劇に行く約束を叔母としていた。
脱北者北朝鮮から持ちだしたとされる写真が鑑定の結果、加瀬テル子さんである可能性が極めて高いことが判明。
また同じ脱北者が「同一の人物」とするもう一枚の写真も、加瀬テル子さんである可能性がある。
平成16年12月17日、千葉県警に告発状提出。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/

《特定失踪者・木村秋男さんについて》
◆氏名:木村 秋男
(きむらあきお)
◆失踪年月日:昭和47(1972)年頃
◆生年月日:昭和23(1948)年12月19日
◆性別:男
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:大阪府堺市南島町
◆当時の身分:無職(会社退職後)
◆身長:167cmくらい
◆体重:60kgくらい
◆血液型:AB型
◆特徴:
1)やや細い
2)片足に骨折痕
◆失踪場所:大阪府堺市

【失踪状況】
昭和46年頃、姉が京都にいたとき友人とともにやってきたのが家族の会った最後。
堺市の会社を友人らと一緒に辞めたようだが、その後消息がない。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/
京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

《特定失踪者・原 哲也さんについて》
◆氏名:原 哲也
(はらてつや)
◆失踪年月日:昭和58(1983)年3月
◆生年月日:昭和37(1962)年5月22日
◆性別:男
◆当時の年齢:20歳
◆当時の住所:東京都江戸川区小岩
◆当時の身分:無職(食品会社を退職した直後)
◆身長:158cm
◆体重:42kg
◆血液型:O型
◆特徴:
1)喫煙飲酒少々
2)胸に縦10cm位のキズあり
3)前腕部に骨折痕
4)左足の太ももに手のひら大のおできの痕
◆失踪場所:沖縄県。東京都江戸川区に居住。

【失踪状況】
3月初め、友人と二人で沖縄に行き、知人宅に寄った後、消息不明。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp
沖縄県警HP
http://www.police.pref.okinawa.jp/

《特定失踪者・酒井勇夫さんについて》
◆氏名:酒井 勇夫
(さかいいさお)
◆失踪年月日:平成11(1999)年12月23日
◆生年月日:昭和45(1970)年5月5日
◆性別:男
◆当時の年齢:29歳
◆当時の住所:千葉県鴨川市成川
◆当時の身分:会社員(食品関係機械製造業)
◆身長:170cm
◆体重:90kg
◆血液型:B型
◆失踪場所:広島県広島市

【失踪状況】
平成11年12月18日より同僚2名と広島市の食品会社に出張(牛乳製造ラインの移設作業)。
本人が責任者で作業を行う。
20日に主たる工事が終了したので同僚2名は帰京、以後1名で22日まで微調整作業のため勤務。
23日午前4時46分ホテルをチェックアウトしたが食品会社には出社せず。
同日12時35分にホテルより北東方向17km先の広島県安芸高田市のATMコーナーで1万円、5万円の2回に分けて本人名義の口座から現金が引き出されている(本人かどうかは確認できず)。
以後消息なし。
なお、早朝のチェックアウトはそれまでも同じ(工場ラインの稼働にあわせるため)。
千葉県警HP
http://www.police.pref.chiba.jp/
広島県警HP
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/police/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。