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【みんな生きている】貿易無期限見合わせ編《舞鶴市》/NHK[京都]

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《水爆実験ではなくて、拉致被害者を返せ!舞鶴市北朝鮮への視察を見合わせ》

北朝鮮が核実験を行ったことを受けて、京都府舞鶴市はこれまで貿易の再開を目指して続けてきた現地への視察を無期限で見合わせることを決めました。
日本海に面した舞鶴市では平成18年に北朝鮮弾道ミサイルを発射し日本政府が制裁措置を科して以降、北朝鮮との貿易が途絶えています。
一昨年、北朝鮮拉致被害者等の全面的な調査を開始してからは、貿易の再開を目指して、舞鶴市の職員が経済団体とともに北朝鮮北東部の羅先(ラソン経済特区を視察するなど、交流が行われていました。
しかし、今回の核実験で、北朝鮮に圧力をかけようという動きが国際社会で活発になっていること等から、市は今後の視察を無期限で見合わせることを決めました。経済団体も状況を見守りたいとしています。
今回の核実験について、舞鶴市の多々見良三市長は

舞鶴市民の生活と安全にとっても重大な脅威であり、強く非難するとともに厳重に抗議する」

とコメントしています。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会HP
http://hrnk.trycomp.net/
■特定失踪者・北朝鮮人権ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015



《特定失踪者・別役佳子さんについて》
◆氏名:別役 佳子
(べっちゃくけいこ)
◆失踪年月日:昭和44(1969)年2月
◆生年月日:昭和16(1941)年8月1日
◆性別:女性
◆当時の年齢:27歳
◆当時の住所:京都府京都市
◆当時の身分:スナック店長
◆身長:155cm~156cm
◆体重:55kg
◆失踪場所:京都府京都市北区柴野西野町

【失踪状況】
昭和44年(1969)2月、京都市北区紫野西野町に所在したスナック「ダンヒル」(現在は存在しない)に雇われママとして勤務していた当時高知県香美郡の実家に一時帰省の意味で帰ると連絡してきたのを最後に行方不明となった。
本件については別役さんの京都における人間関係に複数の北朝鮮関係の人物がおり、それらが関与した拉致の可能性が考えられる。
また、飲食店勤務等の職業で幼い子供がいたという意味では渡辺秀子さんや田口八重子さんらとも類似の点がある。
高知県警HP
http://www.police.pref.kochi.lg.jp/
京都府警HP
http://www.pref.kyoto.jp/fukei/

《特定失踪者・井尻恵子さんについて》
◆氏名:井尻 恵子
(いじりけいこ)
◆失踪年月日:昭和59(1984)年3月16日
◆生年月日:昭和35(1960)年10月23日
◆性別:女性
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:京都市中京区
◆当時の身分:母親の経営するスナック手伝い
◆身長:157cmくらい
◆特徴:両頬に粟粒大のほくろ
◆失踪場所:京都市市内の自宅前

【失踪状況】
3月15日夜、同僚と京都市内に飲みに出かけ、翌16日午前4時頃、自宅前でタクシーを降り、その後行方不明。現場は終夜人通りの絶えない繁華街。
結婚が決まっていた。
数百万の預金が残されたまま。

《特定失踪者・鈴木清江さんについて》
◆氏名:鈴木 清江
(すずききよえ)
◆失踪年月日:昭和57(1982)年2月5日
◆生年月日:昭和33(1958)年3月27日
◆性別:女性
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:静岡県袋井市宇刈
◆当時の身分:会社員(事務職)
◆身長:156cm
◆体重:43kg
◆特徴:丸顔
◆失踪場所:静岡県袋井市

【失踪状況】
車で帰宅途中の清江さんを、別の車に乗った母と妹が見かける。
清江さんの車の前に、男性が追い越すように車を停め、降車して清江さんと話をしている様子だったという。清江さんはそのまま帰らず。
翌朝、道路横の空き地に本人の車が鍵をかけた状態で止まっていた。
バッグはなく、財布と買い物をしたものが残されていた。
失踪する理由は思い当たらない。
警察も調べたが何の結果も出なかった。
昭和51(1976)年3月から54(1979)年3月まで京都西陣で染物屋に勤務していたが、この社長が朝鮮総連系の大物であり、失踪に関連があるのではないかとの疑惑も持たれている。
静岡県警HP
http://www.pref.shizuoka.jp/police/

《特定失踪者・安達恵美子さんについて》
◆氏名:安達 恵美子
(あだちえみこ)
◆失踪年月日:昭和34(1959)年5月4日
◆生年月日:昭和11(1936)年1月10日
◆性別:女性
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:京都市北区
◆当時の身分:准看護師
◆身長:150cmくらい
◆体重:42kg
◆失踪場所:京都府京都市

【失踪状況】
当日職員の慰安旅行だったが自分は行かないと言って病院に残った。
午後2時頃まで寮の部屋にいたことが確認されているがその後は行方不明。
同僚の看護師によると、当日急に旅行に行かないと言ったのに外出用の服装でボストンバックを持っていたという。

立命館大学学生失踪事案]
《特定失踪者・渡邊晃佐さんについて》
◆氏名:渡邊 晃佐
(わたなべこうすけ
◆失踪年月日:昭和27(1952)年10月27日
◆生年月日:昭和7(1932)年1月18日
◆性別:男
◆当時の年齢:20歳
◆当時の身分:立命館大学学生
◆身長:163cm
◆体重:56kg
◆失踪場所:京都府京都市右京区

【失踪状況】
当日自宅を出て行方不明。その後連絡なし。

立命館大学学生失踪事案]
《特定失踪者・尾方 晃さんについて》
◆氏名:尾方 晃
(おがたあきら)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年2月14日
◆生年月日:昭和30(1950)年12月12日
◆性別:男
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:京都市北区
◆当時の身分:立命館大学学生
◆身長:168cm
◆体重:65kg
◆特徴:
1)右胸部と右背中に右胸部にリンパ腺炎の縦型の手術跡あり
2)右手中指第3関節の骨が突起している
◆失踪場所:京都府京都市

【失踪状況】
京都市北区の下宿先から失踪。
直前の正月には郷里の岐阜に帰省した。
その後アルバイト先から実家に「アルバイト代を払いたいが、家へ帰っていないか」と電話。
家族が下宿先に行くと、荷物やお金がそのまま残されていた。
2月13日に預金を引き出した形跡がある。
岐阜県警HP
http://www.pref.gifu.lg.jp/police/

立命館大学学生失踪事案]
《特定失踪者・酒井秀俊さんについて》
◆氏名:酒井 秀俊
(さかいひでとし)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年1月16日?
◆生年月日:昭和27(1952)年1月31日
◆性別:男
◆当時の年齢:22歳
◆当時の住所:京都市右京区
◆当時の身分:立命館大学経済学部4年生
◆身長:170cm
◆特徴:
1)中肉中背
2)盲腸の手術跡
◆失踪場所:不祥(当時京都市右京区に下宿)

【失踪状況】
当時両親は転勤族で山形在住、姉は結婚し祖母と一の宮市に住んでいたので、本人の失踪時期は正確にはわからない。
銀行に就職が内定していて、卒論に追われていた。
正月に母や姉の住む山形にも一の宮にも帰省しなかった。
山形県警HP
http://www.pref.yamagata.jp/police/
■愛知県警HP
http://www.pref.aichi.jp/police/

山形県警公開特定失踪者・大宮のぶ子さんについて》
◆氏名:大宮 のぶ子
(おおみやのぶこ)
◆当時の年齢:36歳(平成3年当時)
◆当時の住所:京都府京都市
◆当時の職業:新聞配達
◆身長:166cmくらい

【失踪状況】
平成3年5月上旬、当時住んでいた京都市内のアパートから姿を消して、以来行方不明になっています。
山形県警HP
http://www.pref.yamagata.jp/police/



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。