もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】日比谷公会堂(6)/高木義明編

イメージ 1

高木義明民主党拉致問題対策本部長)


拉致問題に党派の垣根はない

みなさんこんにちは。
まず、本集会の主催者の皆さん、また関係の皆様方、そして今日ご参会の皆様方に心から敬意を表します。
私は民主党拉致問題対策本部で、昨年10月に長島昭久衆議院議員の後を受けまして今本部長の任についています。
これまでみなさんに十分な挨拶ができていませんでしたことを、今回、「最終決戦のとき!、不退転の決意で全員救出を!」との呼び掛けに対して、是非参加しなければならないという思いで出席させていただきました。
さて、拉致被害者のご家族の皆様、その悲痛な思いに言葉もありません。家族の帰国を待つ時間、精神的にも肉体的にも限界で、もう待てません。いたずらに北朝鮮の時間稼ぎに付き合うことはできません。
私は8月31日に、参議院拉致問題特別委員会での岸田外務大臣の答弁にわが耳を疑い、驚きました。わが党の白眞勲参議院議員が、「北朝鮮の調査委員会の報告に期限を区切らないのか」と質問しました。それに対し、外務大臣は、「期限を設けることは不適切で北朝鮮の報告が出るのを待つ」との考え方でした。
ものを進めるには期限が必要なんです。他国の主権を犯し、他国の国民の人権を蹂躙した国に対し、いつまでも待つということを言うでしょうか。主導権は罪を犯した国が持ち続けるんでしょうか。そうあってはなりません。
もう待てません。
限界です。
私たちは報告書を待っているのではなく、即刻、拉致した日本人を全員返せと叫んでいるのです。


民主党、2つの要請

既に民主党拉致問題対策本部は、ストックホルム合意から1年経過した6月5日に、政府に対し申入れを行いました。
一つは、北朝鮮に、調査報告の期限を通告すること、二つには、期限内に被害者の帰国に応じなかった場合はストックホルム合意を破棄し、解除した制裁を元に戻し、さらに制裁を強化すること等でした。
またわが民主党は今年も、アメリカに続いて、8月12日から13日にかけて、オーストリアのウィーンで開催された、第12回IBCNKR(北朝鮮難民と人権に関する国際議員連盟)総会に2名の国会議員を派遣しました。
そして、北朝鮮による日本人拉致問題が人権問題から許せない問題だということを訴えてきました。
もう限界です。
今が正念場です。
私たちに党派の垣根はありません。政府に国民の強い意思を強く示していかなければなりません。オールジャパンで、そして国民の皆さん方、これは他人事ではありません。自分のことです。そして明日のことではなく今日のことです。
どうか皆さん、力を合せて頑張りましょう。
ありがとうございました。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/



◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。
兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆身長:180cm
◆当時の身分:ラーメン店店員
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。
半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。
田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。
兵庫県警HP
http://www.police.pref.hyogo.lg.jp/
救う会兵庫HP
http://www.sukuukai078.net/04.html



【SEA OF MERCY】
The book named “Sea of Mercy”
13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.
He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.
Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.
Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.
Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.
They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.
In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.
Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.
Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.
But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.
North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.
Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.
In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.
In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.
The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.
In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.
Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.
But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.
“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.