もずの独り言・はてなスポーツ+物置

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【みんな生きている】田口八重子さん・仙台七夕まつり編/産経新聞

《インチキ遺骨ではなくて、拉致被害者を返せ!【拉致再調査】「必ず取り戻す」「正念場」 家族会、仙台で署名活動》

北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(77歳。田口八重子さんの兄)らが8月6日、宮城県仙台市の中心部で拉致問題の早期解決を求める署名運動を行った。同日から始まった仙台七夕まつり(8日まで)でにぎわう中、多くの人が足を止めて、署名していた。同会は7、8日も署名活動を行う。
同会が飾った七夕飾りには「必ず取り戻すぞ」「早くかえってきてください」など拉致問題解決に向けた決意の短冊が貼り付けられた。
飯塚代表も

「今が正念場 国民団結で必ず助け出そう」

と願いを込めた。
署名した同市泉区の主婦(45歳)は

「自分が拉致被害者の家族の立場だったら、と考えるといたたまれない。署名することで少しでも応援したい」

と話した。
佐賀県武雄市から訪れた呉服店店主の男性(73歳)は

拉致被害者が一日も早く家族のもとに帰るには、政府に外交面で頑張ってもらう必要がある。北朝鮮との話し合いは続いているが、日本人としての魂を忘れずに臨んでほしい。署名がその後押しになれば」

と早期解決に期待を込めた。
この日、飯塚代表らは宮城県庁を表敬訪問。県幹部や県議会拉致議員連盟のメンバーらを前に、

仙台市でも拉致問題を理解する人が増え、今回の七夕まつりの署名でもかなり応援をいただいている」

と感謝の言葉を述べ、

「被害者が帰国し、家族と抱き合う日が早く現実になってほしい」

と早期解決に向け協力を求めた。

■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
宮城県警HP
http://www.police.pref.miyagi.jp/
救う会宮城facebook
http://ja-jp.facebook.com/sukuukai.miyagi
救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/



◆昭和53(1978)年6月頃
李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(拉致被害時22歳)
昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。
(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」

※「八重子さんが北朝鮮南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」
拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/
救う会埼玉HP
http://sukuukai.gozaru.jp/
拉致問題を考える川口の会HP
http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm

《特定失踪者・吉田賢光さんについて》
◆氏名:吉田 賢光
(よしだけんこう)
◆失踪年月日:昭和52(1977)年3月12日
◆生年月日:昭和15(1940)年5月2日
◆性別:男
◆当時の年齢:36歳
◆当時の身分:無職(前年11月まで団体職員)
◆当時の住所:神奈川県川崎市
◆特徴:小柄で細身
◆特技:
1)特別上手ではないが、スポーツは何でもこなす
2)登山も少しはする
◆失踪場所:東北本線白石駅

【失踪状況】
体調不良のため次の転居予定地である大阪へ向かう前に約3ヶ月間、宮城県にある伯父の寺へ居候。
実家である岩手へ墓参りがてら帰って来いといっても来ず、居候先の伯父の話では何か連絡を待っている様子だったと話したと聞いている。
失踪前の住所は神奈川県川崎市
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/
大阪府警HP
http://www.police.pref.osaka.jp/

《特定失踪者・河合美智愛さんについて》
◆氏名:河合 美智愛
(かわいみちえ)
◆失踪年月日:昭和59(1984)年4月2日
◆生年月日:昭和38(1963)年12月18日
◆性別:女性
◆当時の年齢:20歳
◆身長:169cm
◆当時の身分:会社員
◆当時の住所:福井県越前市
◆特徴
1)おでこが広い
2)口元に小さなホクロ
3)右膝外側に10cm程度のあざ
◆失踪場所:福井県武生市(現越前市

【失踪状況】
失踪前日から地元の繊維会社に勤め始めていた。
昼食のために会社から一旦帰宅して昼食を取った後、会社に向かったが会社には着かずそのまま行方不明となった。
乗っていた自家用車(カローラ)も見つかっていない。
失踪後、1~2回、実家に無言電話がかかってきたが、名前を呼びかけると直ぐに切れた。
平成6年頃、宮城県内で目撃情報があります。
福井県警HP
http://www.pref.fukui.jp/kenkei/

宮城県警公開特定失踪者・佐藤元子さんについて》
◆氏名:佐藤 元子
(さとうもとこ)
◆当時の年齢:23歳
◆当時の住所:宮城県白石市
◆当時の職業:店員
◆身長152cmくらい

【失踪状況】
昭和49年1月、勤務先を出てから行方不明となっています。

《特定失踪者・岩佐寅雄さんについて》
◆氏名:岩佐 寅雄
(いわさとらお)
◆失踪年月日:昭和36(1961)年12月20日
◆生年月日:大正15(1926)年12月8日
◆性別:男
◆当時の年齢:35歳
◆身長:170cm
◆当時の身分:魚屋の店員(板前も出来た)
◆失踪場所:神奈川県鎌倉市の魚屋から

【失踪状況】
勤めていた店の人に黙っていなくなった。その後、横須賀のいとこが四方八方探し回ったが消息はつかめず。
■神奈川県警HP
http://www.police.pref.kanagawa.jp/

《特定失踪者・早坂勝男さんについて》
◆氏名:早坂 勝男
(はやさかかつお
◆失踪年月日:昭和43(1968)年4月頃
◆生年月日:昭和19(1944)年1月22日
◆性別:男
◆当時の年齢:24歳
◆当時の住所:東京都墨田区石原
◆身長:156cm
◆体重:55kg
◆血液型:A型かO型
◆当時の身分:印刷会社社員
◆特徴:印刷の仕事で指を怪我し、親指と人さし指がやや変形している
◆失踪場所:東京都墨田区

【失踪状況】
墨田区の下宿先から失踪。
正月に兄弟とその家族7人で過ごしている。別の兄の話によると2月か3月にケガで入院した。
失踪後数ヶ月して、会社から本人の友人に荷物を引き取ってくれと電話がある。
■警視庁HP
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。