無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

昼

になって書くことにタイトルなんか付けない。

From out of
nowhere you came
strong as stone

サキどり↑

、今週は「人気上昇中！クラフトビール新時代」

■

クラフトビール

クラフトビールとは、小規模の醸造所が原料や発酵の仕方にこだわって作る個性豊かなビールのこと。以前は地ビールとも呼ばれた。

■茨城県那珂市の酒造会社
この酒造会社、もともとは２００年続く日本酒の蔵元。
１９９６年にビール業界に参入。年商２０倍にまで成長した。
毎年数億円の設備投資を行って増産するも、全然追い付かない。
「今オーダーいただいているものは３ヶ月のオーダー待ちになっています。作っただけ売れるっていう感じですね」
（酒造会社専務）

◆代表作・ホワイトビール
ホワイトビールはベルギー発祥。
麦芽・ホップ・酵母がベースのビールだが、ここにスパイスやオレンジを加えてより複雑で香り高く仕上げる。醸造の腕が問われる難易度の高いビールなのだ。
それがこの会社のホワイトビールは世界のメジャーコンクールで全て金メダル！

◆アメリカでも高い評価
この会社の作るビールは、海を渡ってアメリカへ。
アメリカはクラフトビール先進国。
ビール専門店では６，０００種類ものビールが置いてある。
そんなアメリカでも、この会社のビールは高い評価を得ている。
ニューヨークのパブ。
ここに、この会社のビールが置いてある。
「素晴らしいビールだ。他には無い最高の味わいだよ」
（お客さん）
「この日本のビールは当店トップの売れ筋です。じゃんじゃん売れています」
（パブの店長）

◆ホワイトビールの他にも
この会社では赤米＋日本酒酵母のビールや、梅＋藻塩のビール等、個性的なビールを製造している。
この会社のビールは現在３５の国・地域で飲まれている。
「我々は日本でしか出来ない独自のものを作り上げる努力をしています。世界的なクラフトビールの波がある中で、やっぱりうちが日本から出していくビールとして、日本の風味とか日本のイメージを持ったものとしての評価をされているんだと思いますね」
（酒造会社専務）
※木内酒造ＨＰ
http://www.kodawari.cc/

■長野県佐久市のクラフトビール工場
このビール工場は社員１２０人余り、２５種類のビールを製造している。
このビール工場では商品のネーミングを工夫した。

▼インディアンペールエールには「インドの青鬼」
▼ホワイトビールには「水曜日のネコ」

個性的なデザインとネーミングの缶ビール。
ネットでたちまち評判となり、人気商品となった。

◆コンビニのクラフトビールブームの火付け役
現在、コンビニでは個性的な缶クラフトビールが売り場の一角を占めるようになった。
「ビール離れの傾向を感じさせないくらい、女性も付加価値を感じて手に取られていると思います」
（大手コンビニ広報担当）

◆ビールを通して楽しい世界
ビール工場の社長が群馬県北軽井沢で音楽とビールの野外フェスを開催する。
５，０００円程度で１０種類以上のビールが飲み放題！北軽井沢には５００人もの人たちが駆けつけた。
「若者に限らず、まだクラフトビールに届いていない方たちにいっぱい広めて、ビールを通して楽しい世界があるんだと地道に提供していきたいと思います」
（ビール工場社長）
※よなよなの里ＨＰ
http://yonasato.com/

■東京都杉並区の街のビール屋さん
３月にオープンしたこのビール屋さん、昼間から大盛況。
常時６種類くらいのクラフトビールを手頃な値段で楽しめる。
「自家製感満載」
「２杯くらい飲んでも懐に優しい」
（お客さん）

◆マイクロブルワリー
このお店のビール、店長が店の中で手作りしている。
店長が全て手作業。
店内で使われている器具は汎用ドラム缶にガーデニング用チューブ。
まさしくマイクロブルワリー（小規模醸造所）だ。
「ここにある道具だけだったら１００万円しないです。大手なら１，０００万円超えるでしょうね。１０円でも安く飲んでもらいたいから」
（街のビール屋さんの社長）

もともとサラリーマンだった社長。
ビール好きが高じてサラリーマンからビールマンに転じた。
社長は旅先で訪れた街のビール屋さんで「これだ！」と感じて自分も街のビール屋さんとして開店した。２０１０年のことである。
社長が出会った街のビール屋さんは、小さな設備でマスターがたった１人で営業している店だった。
社長が「これだ！」と思い、再現している街のビール屋さん。
現在、この社長のお店は東京都内に５店舗ある。