もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第55回

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XYZ
(1990年・XYZ)

【収録曲】
(1)MAGGY
(2)INSIDE OUT
(3)WHAT KEEPS ME LOVING YOU~愛しつづけたい~
(4)TAKE WHAT YOU CAN
(5)FOLLOW THE NIGHT
(6)COME ON N' LOVE ME
(7)SOUVENIRS~想い出の中に~
(8)TIED UP
(9)NICE DAY TO DIE
(10)AFTER THE RAIN
(11)YOU GOT ME WRONG



今回と次回、2回に渡ってXYZを取り上げます。
XYZはLAメタルのバンドです。
LAメタルもHRHMなのですが、私はあまりLAメタルに興味が無かったので、LAメタルのバンドのアルバムはXYZしか持っていません。
このアルバムの最大の売りはプロデューサーがドン・ドッケンだということです。
ドン・ドッケン。
はい、そうですね。
あのDOKKENのドン・ドッケンです。
ドン・ドッケンプロデュースのアルバムですから、話題性は十分でした。
ただ、私に言わせると、全体的にちょっと軽い。
じゃ、その軽さはどこから来るのかなと思ったとき、それはプロデューサーであるドン・ドッケンなんだろうと。
DOKKENは1997年に元WINGERのレブ・ビーチをギタリストに迎えます。ドン・ドッケンはこのアルバムの頃からWINGER的なサウンドを好んでいたんじゃないかって。
このアルバムをXYZのアルバムとは知らずに聴いたとき、「WINGERっぽいね」って言う人がきっといると思います。そのくらい、アルバム全体の曲調やギターソロの作りがWINGERっぽくなっている。
私はXYZを初めて聴いたのが2ndアルバムからだったので、遡りしてこのアルバムを買ったのですが、2ndが傑作だった分、余計にこのアルバムが軽く感じられました。適度にポップなのが好きな人にはオススメの1枚です。
全体的に軽い中でも、(4)が光っています。(4)を1曲目に持って来たほうが良かったのにと思えるくらい傑作です。
インターネットではこのアルバムはまだ入手可能なようですので、興味のある方は手に取ってみてはと思います。