もずの独り言・はてなスポーツ+物置

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【みんな生きている】日比谷公会堂(1)-3/田口八重子さん

本間 勝(田口八重子さんの兄)


金正恩よ。早く拉致被害者を返せ

私は田口八重子の三番目の兄の本間と申します。今日はお集まりいただきありがとうございます。

金正恩よ、おまえに物申す!]
私は北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)に対して、この集会を重視していると思いますので、物を申したいと思います。
我々も時間がありません。すぐに拉致被害者を全員帰国させなさい。それはなぜかと言うと、金正恩の政権自体が危ないからです。

[2度の暗殺未遂]
まず第1に、金正恩の暗殺未遂事件がもう2件起きています。第1回は、2012年の11月3日、建設現場視察日の朝、向かいの建設現場に機関銃が隠されていました。
2回目は2013年5月、平壌の女性交通警官がそれを未然に防いだということで表彰された事件がありました。金正恩の車に大型車が突っ込む予定だった。

[バラまかれたDVD]
もう1つ。アメリソニーが作った金正恩暗殺のDVDの映画(「ザ・インタビュー」)、これは韓国の団体が風船にくくりつけて飛ばして北朝鮮に見させることをやっています。
と、いうことは、北朝鮮の人民にすれば、自分たちの総大将がどういう状況になっているのか、とてもじゃないけどこの人にはついていけないということを知らせるものなんです。

[外貨不足の北朝鮮
北朝鮮の経済体制自体は外貨不足に陥っています。核・ミサイルに金を使っている場合ではないよということです。外貨不足の原因は、朝鮮総連が過去に、日本から北朝鮮に大量のお金を送っていました。年間600億円。内閣調査室の調べでは2,000億円相当の現金と物が送られていた。これが今止まっています。
日本の政権の経済制裁と厳格なる法執行によって資金が送れなくなっていった。
それが朝鮮総連本部の競売のもとになったわけです。そのように現金枯渇が起きている、北朝鮮の経済体制は非常に不安定なものだということを北朝鮮の人民に知らせたいと思います。
早く拉致被害者を返して、日・朝交渉を進めて、経済体制を築いていかないと体制が不安定化するということを訴えたいと思います。どちらが先に倒れるかというような状態になっているんです。

[怒りの一言]
金正恩よ。早く拉致被害者を返さないとお前の命さえ危ないんだぞ。
以上です。



◆昭和53(1978)年6月頃
李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(拉致被害時22歳)
昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。
(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」

※「八重子さんが北朝鮮南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」
拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)

◆昭和55(1980)年6月中旬
辛光洙シン・グァンス)事件
被害者:原 敕晁さん(拉致被害時43歳)
宮崎県内で発生。
本件については、北朝鮮工作員辛光洙シン・グァンス)が韓国当局に対し、原さん拉致を認める証言をしている。
捜査当局は辛光洙について、これまで原さんに成りかわった容疑で逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求してきたが、平成18年4月には、新たに拉致容疑の主犯として逮捕状が発付されている。
北朝鮮側は身柄の引渡しに応じていないどころか、同人を「英雄」として称えている。
また、捜査当局は原さん拉致容疑の共犯者である金吉旭(キム・キルウク)についても逮捕状の発付を得ており、国際手配を行うなどの所要の措置を講じている。
北朝鮮側は、原さんは1984(昭和59)年に田口八重子さんと結婚し、1986(昭和61)年に肝硬変で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。

※「辛光洙は原 敕晁さんになりすますために、原さんについてのあらゆることを調べあげた。それこそ、チャーハンの作り方まで調べあげた」
(石高健次さん)



【SEA OF MERCY】
The book named “Sea of Mercy”
13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.
He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.
Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.
Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.
Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.
They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.
In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.
Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.
Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.
But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.
North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.
Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.
In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.
In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.
The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.
In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.
Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.
But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.
“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.