もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第51回

イメージ 1

Will You Ever Save Me
(1994年・LISETTE MELENDEZ)

【収録曲】
(1)Will You Ever Save Me(Radio Edit)
(2)Will You Ever Save Me(Power Struck Remix)
(3)Will You Ever Save Me(Nutshop Remix)
(4)Goody Goody(Mantecka Edit)
(5)Goody Goody(Hip Hop Mix)



今回は番外編です。
リセット・メレンデス。
日本ではGoody Goody一発屋のおねえさんのイメージですが、彼女は今もアメリで息の長い歌手活動を続けています。
今回取り上げるのはシングルですが、(2)(3)(4)のようにリミキサーの腕が存分に発揮されているシングルです。
(1)が平凡な感じの曲なのに、(2)(3)はとても上手にリミックスされてます。アメリでリミキサーが職業として成り立つのが頷けるというものです。
特に(2)は原曲の雰囲気をきちんと残したうえでFM調に仕上がっています。(2)は今でもFMから流れて来ても全然違和感無いと思います。
全く違う曲にするんなら、録り直せば(リメイクすれば)いい。でも、リミックスは違う。リミックスは原曲の面影をきちんと残してミックスし直す作業ですから。
原曲の面影をきちんと残したうえで、「エッ!こんなに変わるの!?」って。それがリミックスの面白さなのです。
(1)から(2)と(3)が生まれるのですが、こういうセンスが日本人リミキサーにも身に付けば日本でもリミキサーが職業として成り立つんじゃないかって思います。
(4)も傑作です。
「こんなのアリかよっ!?」って思いますけど、それがまた新鮮な驚きで聴き手としては嬉しいんですよ。
(4)の原曲Goody Goodyは日本で大ヒットした曲です。
私はこのシングルを買ったとき、「どんなふうにいじくり回したんだろう」という興味と好奇心があったのですが、ホント、期待通りでした。1,500円の価値は十分ありました。
今回、「THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND」を書くにあたって(1)~(4)を聴き直しましたが、(2)(3)(4)が全然色褪せていない。特に(2)は今FMから流れて来ても全然おかしくないです。
あ、(5)はアルバムに入っているので、特に聴き直さなかったです。(5)は教科書通りのヒップホップですから。
今回は連休期間中なので番外編にしましたが、今回は「良いものは、色褪せない」という発見があって良かったです。