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【みんな生きている】山谷えり子編/FNN

《拉致は人権侵害の総本山!山谷大臣、訪米》

ニューヨークで行われる拉致問題啓発イベント等に出席するため、山谷えり子拉致問題担当大臣が5月3日午前、アメリカに向けて出発しました。
山谷大臣は、

「国際社会での気運が、かつてないほど盛り上がっているわけでありますので、その問題をあらためて訴えながら、国際社会として何ができるか、具体的な行動が導かれるようなシンポジウムにしていきたい」

と述べました。
山谷大臣は、最初の訪問先のワシントンD.C.で、初の黒人女性の司法長官、ロレッタ・リンチ(Loretta Lynch)長官たち政府関係者に、拉致問題解決等への協力を求め、5日にはニューヨークで行われる政府主催の拉致問題啓発イベントで講演を行う予定です。
イベントでは、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの弟・横田拓也さんも講演する予定です。

◆昭和52(1977)年11月15日
少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(拉致被害時13歳)
新潟市において下校途中に失踪。
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。

※「白い翼でも黒い翼でも、赤い翼でも青い翼でも、何でも結構なんで、帰って来られる翼をめぐみに与えてほしい」
横田早紀江さん。拉致被害者横田めぐみさんの母)
※「正義は必ず勝つ、と私は信じていますので、あとしばらくお力をお貸しください」
(横田哲也さん。拉致被害者横田めぐみさんの弟)

《特定失踪者・越川 力さんについて》
◆氏名:越川 力
(こしかわつとむ)
◆失踪年月日:昭和45(1970)年7月19日
◆生年月日:昭和21(1946)年4月18日
◆性別:男
◆当時の年齢:24歳
◆身長:166cm
◆体重:60kg
◆当時の身分:会社員
◆失踪場所:東京都練馬区のアパート

【失踪状況】
アパートの大家に「海に行ってくる」と言って出ていった後行方不明。

《特定失踪者・堀江一利さんについて》
◆氏名:堀江 一利
(ほりえかずとし)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年12月頃
◆生年月日:昭和25(1950)年3月30日
◆性別:男
◆当時の年齢:24歳
◆身長:165cm
◆体重:60kg~65kg
◆当時の身分:東海大学学生
◆失踪場所:東京都

【失踪状況】
昭和49年10月7日、東京都練馬区のアパートに引っ越したとの手紙が家族に届いた。以後連絡がとれなくなった。
失踪する数日前友人に電話で「知り合いになった人から北海道にいい仕事があると誘われている」と話した。
その後アパートの大家から家族に「帰ってこない」と連絡があった。
出身は長崎県対馬

《特定失踪者・小谷幸夫さんについて》
◆氏名:小谷 幸夫
(こたにゆきお)
◆失踪年月日:昭和43(1968)年7月21日
◆生年月日:昭和22(1947)年2月13日
◆性別:男
◆当時の年齢:21歳
◆身長:170cmより高め
◆体重:55kg~56kg
◆当時の身分:大学4年生
◆当時の住所:東京都練馬区
◆失踪場所:山形県飯豊連峰・飯豊本山付近

【失踪状況】
拓殖大学4年生在学中の夏休み、北海道へ帰省する途中に、飯豊連峰に登山中行方不明に。
19日に上野駅を出発し、翌日郡山を経て8:30に磐越西線山都駅に到着。
バスで登山口の一ノ木登山連絡所に行き、9:30頃に登山者名簿に記録を残す。そこから飯豊山(2,205m)へ向かい、同日は手前の小屋に止まる。
21日朝3:30に同宿した4名とともに飯豊山を目指し、4:40頃に飯豊山着。ここからガスがかかりだしたことから、同行の4人は引き返したが、小西さん一人御西岳に向かい、そのまま行方不明。
地元警察などが捜索を行ったが遺留品など一切なし。その後2年にわたって捜索が続けられたが全く手掛かりがなかった。
同泊した登山者の話では、小谷さんは「北股岳を通る」「朝日連峰にも登りたい」と話していたという。

福島県警公開特定失踪者・猪俣健吉さんについて》
◆氏名:猪股 健吉
(いのまたけんきち)
◆当時の年齢:19歳(昭和34年当時)
◆当時の住所:東京都練馬区
◆出身地:福島県南会津郡南会津町
◆当時の職業:元会社員

【失踪状況】
昭和34年ころ、住込先から行方不明となっています。

《警視庁公開特定失踪者・小住健藏さんについて》
◆氏名:小住 健藏
(こすみけんぞう)
◆当時の年齢:27歳(昭和36年当時)
◆当時の住所:東京都板橋区
◆当時の職業:工員
◆身体的特徴:身長160cmくらい

【失踪状況】
昭和36年以降、行方不明になっています。

《特定失踪者・井上征子さんについて》
◆氏名:井上 征子
(いのうえせいこ)
◆失踪年月日:昭和37(1962)年12月6日
◆生年月日:昭和19(1944)年1月11日
◆性別:女性
◆当時の年齢:18歳
◆身長:146cm
◆体重:50kg
◆当時の身分:洋裁師見習い。夜間は洋裁学校に通学
◆特徴:色白、無口
◆失踪場所:東京都北区

【失踪状況】
通学のため家を出て、途中仕立物を客に届け学校へ行ったまま消息不明。
学校には出席していなかった。

《特定失踪者・坂本とし子さんについて》
◆氏名:坂本 とし子
(さかもととしこ)
◆失踪年月日:昭和40(1965)年6月9日
◆生年月日:昭和17(1942)年11月22日
◆性別:女性
◆当時の年齢:22歳
◆身長:155cm
◆当時の身分:実家(浴場業)手伝い
◆失踪場所:東京都北区

【失踪状況】
自宅から20分くらいの編物教室に行くと言って普段と同じように家を出て失踪。
東十条と千葉にお店があったので二軒のお店を行ったり来たりして手伝っていた。
平成16年9月28日、警視庁に告発状提出。

《特定失踪者・堺 弘美さんについて》
◆氏名:堺 弘美
(さかいひろみ)
◆失踪年月日:昭和57(1982)年4月2日
◆生年月日:昭和34(1959)年10月22日
◆性別:女性
◆当時の年齢:22歳
◆当時の身分:飲食店従業員兼美容学校学生
◆特徴:
1)盲腸の痕
2)ハスキーな声
◆失踪場所:東京都新宿区北新宿の自宅アパート

【失踪状況】
失踪数日前に弘美さんから母へ「北新宿の自宅アパートを引き払って、実家(母の住む東京都杉並区上井草)に移り住む」との電話連絡があった。
ところがその数日後に再び電話で、「やはりもう少しこちらに残る」と言ってきた。
4月2日、職場(新宿の飲食店)から電話で「弘美さんが仕事に来ていない。これまで無断欠勤したこともなかったのだが」との連絡があり失踪したことが判明した。
当日か翌日にアパートへ行ってみると、部屋は普段の生活をしている状態だった。
転居の準備をしていたようにも見えず、不動産屋にも転居の話はしていなかった。
なくなっていたのは
1)茶色っぽいチャイナ服(ドレスというより普段の外出用)
2)赤いブレザー(友人が貸したという)
3)財布

《警視庁公開特定失踪者・工藤哲也さんについて》
◆氏名:工藤 哲也
(くどうてつや)
◆年齢:36歳(平成2年当時)
◆住所:東京都杉並区
◆職業:無職
◆身体的特徴:身長173cmくらい

【失踪状況】
平成2年10月、家族に何も告げずにアパートを引き払った後、そのまま行方不明となっています。

大阪府警公開特定失踪者・前 弘光さんについて》
◆氏名:前 弘光
(まえひろみつ)
◆当時の年齢:25歳(昭和34年当時)
◆当時の住所:東京都杉並区
◆当時の職業:工員
◆身長:160cm
◆特徴:中肉

【失踪状況】
昭和34年3月12日、自宅を出た後、行方不明となっています。

兵庫県警公開特定失踪者・松島正樹さんについて》
◆氏名:松島 正樹
(まつしまあきら)
◆年齢:34歳(昭和59年当時)
◆住所:東京都杉並区清水(当時)
◆職業:アルバイト
◆身長:約173
◆特徴:やせ型

【失踪状況】
昭和59年10月、松島正樹さんは、岐阜県内のJR恵那駅に立ち寄った後、行方不明となっています。

《特定失踪者・薩摩勝博さんについて》
◆氏名:薩摩 勝博
(さつまかつひろ)
◆失踪年月日:昭和48(1973)年1月
◆生年月日:昭和24(1949)年10月11日
◆性別:男
◆当時の年齢:23歳
◆当時の身分:農業・牛乳販売店勤務
◆当時の住所:秋田県山本郡八峰町(旧峰浜町)
◆失踪場所:秋田県峰浜村(現八峰町)の実家から能代市に向かったのが最後

【失踪状況】
失踪当時は農閑期だったため、勝博さんは出稼ぎで東京都杉並区の牛乳販売店に勤めていた。
そこを頼っていった同じ村落出身の女性(能代市居住)としばらく同居していた。
二人は結婚の意思を固め、失踪前夜に勝博さんの実家を揃って訪れるが父や親戚に反対される。
その夜は実家に泊まり、翌朝「彼女を能代市内に送ってくる」と行ったまま戻らず。
車も発見されていない。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。