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【みんな生きている】曽我ひとみさん/STV

《拉致は人権侵害の総本山!曽我ミヨシさんを救出しろ!》

北朝鮮による拉致被害者曽我ひとみさんが4月26日、新潟県佐渡市で開催されたマラソン大会の会場で拉致問題の早期解決を求める署名活動を行いました。
曽我さんは

「被害者や家族も高齢になっている」

と述べ、拉致被害者の早期救出を訴えました。
署名は後日、政府に提出される予定です。

◆昭和53(1978)年8月12日
母娘拉致容疑事案
被害者:曽我ひとみさん(拉致被害時19歳)
被害者:曽我ミヨシさん(拉致被害時46歳)
「2人で買い物に行く」と言って出かけて以来失踪。
ひとみさんは平成14年10月日本に帰国。
ひとみさんの夫(ジェンキンス氏=アメリカ人)と2人の娘も平成16年7月に渡日・帰国。
北朝鮮側は、曽我ミヨシさんは北朝鮮に入境していないとしている。
捜査当局は、拉致実行犯である北朝鮮工作員・通称キム・ミョンスクについて、平成18年11月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。

《特定失踪者・斉藤四郎さんについて》
◆氏名:斉藤 四郎
(さいとうしろう)
◆失踪年月日:昭和31(1956)年3月18日
◆生年月日:昭和13(1938)年11月23日
◆性別:男
◆当時の年齢:17歳
◆身長:160cmくらい
◆当時の身分:板金工見習
◆失踪場所:北海道札幌市

【失踪状況】
昭和29年から板金見習として住み込みで働いていた。
当日は板金組合の講習があり、朝会社の人と一緒に行ったというが講習会場には行っていない。会社にも戻ってこなかった。
会社の同僚の話では、前夜布団を被って泣いていたとのこと。

《特定失踪者・吉田信夫さんについて》
◆氏名:吉田 信夫
(よしだのぶお)
◆失踪年月日:昭和40(1965)年5月25日
◆生年月日:昭和10(1935)年8月30日
◆性別:男
◆当時の年齢:29歳
◆身長:160cm弱
◆体重:55kg強
◆当時の身分:会社員
◆特徴:右目の視力が弱く多少斜視
◆失踪場所:札幌市の会社を退社後

【失踪状況】
手稲工場を退社後行方不明となる。
汽車通勤で転勤後間もないため小樽工場へ立ち寄った可能性がある。

《特定失踪者・山田妙子さんについて》
◆氏名:山田 妙子
(やまだたえこ)
◆失踪年月日:昭和50年8月25日(1975)年
◆生年月日:昭和28(1953)年2月17日
◆性別:女性
◆当時の年齢:23歳
◆身長:167cm~168cm
◆体重:45kgくらい
◆当時の身分:飲食店従業員
◆特徴:
1)話をするとき歯を舌で隠すような話し方
2)細身で足が長くスタイルは良かった
3)顔は小さく卵形
4)色白
◆失踪場所:北海道札幌市

【失踪状況】
本名は阿部妙子。
山田妙子、山田洋子という通称を使っていた。
家族が同棲相手に電話したところ「2、3日前からいない」と言われて友人と部屋を訪ねたが姿はなかった。
失踪の数日前電話があり「兄弟仲良く、元気で暮らすように」と言われた。
その後妹が、妙子さんの友人から「妙子さんがお別れの挨拶に来た。別人のようにやつれていたし、どこかに行くの?」と聞かれた。

《特定失踪者・長尾直子さんについて》
◆氏名:長尾 直子
(ながおなおこ)
◆失踪年月日:昭和56(1981)年3月16日
◆生年月日:昭和35(1960)年10月25日
◆性別:女性
◆当時の年齢:20歳
◆身長:155cm
◆体重:45kg
◆当時の身分:自動車学校事務員
◆特徴:
1)コンタクトレンズ使用
2)前歯2本ほど差し歯
◆失踪場所:北海道札幌市北区篠路

【失踪状況】
いつも通り出勤したがすぐに傘を取りに引き返してきた。
会社に着いたと思われる頃会社から出勤していないと連絡。
普段は会社から日に1、2回電話してくる。
夜になっても連絡なし、心当たりもあたったが分からず。
翌日捜索願。
身の回りのものは手つかずで、預金を下ろしたりもしていない。

《北海道警公開特定失踪者・加藤司郎さんについて》
◆氏名:加藤 司郎
(かとうしろう)
◆年齢:当時22歳
◆住所:北海道札幌市西区
◆職業:大学生
◆身長:178cm
◆特徴:
1)やせ型
2)顔の型は卵型

【失踪状況】
昭和45年4月18日昼ころ、自宅で母親と会話を交わした後、行方不明になっています。

《北海道警公開特定失踪者・佐藤隆二さんについて》
◆氏名:佐藤 隆二
(さとうりゅうじ)
◆年齢:当時20歳
◆住所:北海道札幌市北区
◆職業:大学生
◆身長:173cm
◆特徴:
1)やせ型
2)頭髪黒色七三分け

【失踪状況】
昭和33年7月14日、下宿先から外出した後、行方不明になっています。

岩手県警公開特定失踪者・菊地力夫さんについて》
◆氏名:菊地 力夫
(きくちりきお)
◆行方不明日:昭和52年10月30日
◆当時の年齢:32歳
◆当時の住所:北海道札幌市
岩手県一関市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長169cmくらいで、中肉

【失踪状況】
昭和52年10月30日、当時、勤務していた北海道札幌市の会社から退社後、行方不明となっています。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。