THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第５０回

SPEAK ENGLISH OR DIE
（１９９２年・Ｓ．Ｏ．Ｄ．）

【収録曲】
（１）MARCH OF THE S.O.D.～Ｓ．Ｏ．Ｄのマーチ～
（２）SARGENT'D' & THE S.O.D
（３）KILL YOURSELF
（４）MILANO MOSH
（５）SPEAK ENGLISH OR DIE
（６）UNITED FORCES
（７）CHROMATIC DEATH
（８）PI ALPHA NU
（９）ANTI-PROCRASTINATION SONG～遅延反対の歌！！～
（10）WHAT'S THAT NOISE～いったいこのノイズは何なんだ！？～
（11）FREDDY KRUEGER
（12）MILK
（13）PRE-MENSTRUAL PRINCESS BLUES～アレの前の王女様のブルース～
（14）PUSSY WHIPPED
（15）FIST BANGING MANIA
（16）NO TURNING BACK
（17）FUCK THE MIDDLE EAST
（18）DOUCHE CREW～最悪の集団～
（19）HEY GORDY
（20）THE BALLAD OF JIMI HENDRIX～ジミー・ヘンドリックスのバラード～
（21）DIAMONDS AND RUST（EXTENDED VERSION）
（22）RAM IT UP



今回はＳ．Ｏ．Ｄ．です。
Ｓ．Ｏ．Ｄ．は１９８４年、ＡＮＴＨＲＡＸのチャーリー・ベナンテ（ドラム）とスコット・イアン（ギター）が元ＡＮＴＨＲＡＸのダン・リルカ（ベース）とＭ．Ｏ．Ｄ．のヴォーカルのビリー・ミラノの４人が集まって結成されました。
１９８５年、Ｓ．Ｏ．Ｄ．はたった３日・５０時間でこのアルバムを作り上げます。
怒涛のパワー。
良くも悪くもストレートな歌詞。
Ｓ．Ｏ．Ｄ．はハードコアファンのハートをがっちりつかみました。
このアルバム、販売当初は２１曲入りでしたが、１９９２年にＣＤ化した際に（22）が追加されました。
だいたい１曲が１分～２分。短い曲は５秒。５秒じゃ曲じゃなくて単に音じゃん（笑）。
（21）なんて、エクステンデッドバージョンって書いてあるけど、たった５秒の曲でエクステンデッドも何も無えだろうって（笑）。
お気に入りは（３）と（６）、それから（12）と（16）ですね。
（３）はサビの部分の“Kill yourself,Kill yourself Why don't you kill yourself”が「きんさん、ぎんさん、笑ったきんさん」に聴こえるのが笑えます。
また、（17）は今おんなじ曲名と歌詞で他のバンドが歌ったら軽い国際問題になってしまいますね（苦笑）。
メタル＋パンク＝Ｓ．Ｏ．Ｄ．
そう言えば、わかりやすいでしょうか？
ハードコアは好き嫌いがはっきり分かれるところでしょうが、興味のある方は一度手にとってみるのもいいと思います。