もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第48回

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ATTACK OF THE KILLER B'S
(1991年・ANTHRAX)

【収録曲】
(1)MILK(ODE TO BILLY)
(2)BRING THE NOISE
(3)KEEP IT IN THE FAMILY(LIVE IN BIRMINGHAM)
(4)STARTIN' UP A POSSE
(5)PROTEST AND SURVIVE
(6)CHROMATIC DEATH
(7)I'M THE MAN 91'
(8)PARASITE
(9)PIPELINE
(10)SECTS
(11)BELLY OF THE BEAST(LIVE IN BIRMINGHAM)
(12)MADHOUSE(LIVE IN BIRMINGHAM)
(13)N.F.B(DALLABNIKUFESIN)



今回はANTHRAXです。
ハードコアからラップ、果てはベンチャーズまでバラエティーに富んだアルバムです。
まず(1)はハードコアバンド・S.O.Dのカバーです。「カバーです」と言っても、スコット・イアンとチャーリー・ベナンテがS.O.Dのメンバーなんで、カバーって言うのもアレなんですが(笑)。
(2)はPUBLIC ENEMYのカバーです。
PUBLIC ENEMYはニューヨークを拠点に活動しているラッパーで、ラップとメタルが上手く融合した1曲です。
(3)(11)(12)はイギリス・バーミンガムで行われたライブバージョンです。(3)はもう、ANTHRAXファンにはお馴染みの曲ですね。
(4)はオリジナルの曲で、スコット・イアンがボーカルを担当しています。
この曲もラップとメタルが合体した曲ですが、放送禁止用語満載の歌詞に女性のアエギ声が随所に挿入されているところが笑えます。良い意味合いでANTHRAXらしさを感じます。
(7)がラップメタルの王道です。
ラップ+メタル=ラップメタルがこんなにノリノリになるのかと感心しました。
(8)はベンチャーズのカバーです。真面目にカバーしたあたりにANTHRAXのユーモアのセンスを感じます(笑)。
(10)はTRUSTのカバーです。
TRUSTはフレンチ・メタルのバンドで、この曲はジム・ジョーンズというカルトの教祖について歌っています。
(13)はANTHRAX初のバラードです。
本気で冗談をやったような曲ですが、のちにANTHRAXはジョン・ブッシュ加入後に本気のバラードをアルバムに収録します。
このアルバムはバラエティーに富んでいるので、「ANTHRAXってどんなバンドなんだろ」って覗いてみたい人にはオススメのアルバムです。