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【みんな生きている】駐韓アメリカ大使襲撃編

《駐韓アメリカ大使テロ、日本大使襲撃後も韓国政府は金容疑者を支援》

朝鮮日報
マーク・リッパート(Mark Lippert)駐韓アメリカ大使襲撃犯の金基宗(キム・ギジョン)容疑者が、韓国政府の予算からの3,200万ウォン(約340万円)をはじめ、さまざまな支援を受けていたことが分かった。


■文化体育観光部、金容疑者運営団体の伝統芸能行事等に財政支援

文化体育観光部(省に相当)が3月16日、与党セヌリ党のパク・テチュル議員から受け取った資料によると、同部は金容疑者が設立した団体「ウリマダン(私たちの庭の意)」による伝統芸能「マンソクチュンノリ」の公演に、2000年から2008年にかけ計4回にわたり、2,000万ウォンの支援を行った。マンソクチュンノリは北朝鮮の開城(ケソン)地方に伝わる影絵人形劇で、金容疑者が統一運動等に活用してきた。
2011年には、同部傘下の映画振興委員会が、マンソクチュンノリの公演に予算から300万ウォン(約32万円)の支援を行った。金容疑者が2010年7月、駐韓日本大使にコンクリート片を投げ付け実刑判決を言い渡された直後のことだ。
映画振興委はまた、2012年から昨年にかけ「ウリマダン」の学術的なイベントに、ソウル・忠武路のソウル映像メディアセンターを無償で貸し出し、後援の権限も付与していた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。