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【みんな生きている】北朝鮮人権決議編

北朝鮮がまたいつものアレ。北朝鮮、国連の人権決議無効を主張》

【ソウル聯合ニュース
韓国統一部の林丙哲(イム・ビョンチョル)報道官は2月2日の定例会見で、北朝鮮の人権侵害の実情を告発した北朝鮮脱出住民(脱北者)の申東赫(シン・ドンヒョク)氏が自身の証言に一部誤りがあったと認めたことを受け、北朝鮮が国連の人権非難決議の無効を主張していることについて、「非常識な主張」と非難した。
林報道官は

北朝鮮の組織的で広範囲にわたる人権侵害は明白な事実」

と強調。

「国連は2005年から(北朝鮮の人権侵害を非難する)人権決議を採択しており、2014年には安保理が議題として採択する等、人権改善に向けて努力してきたし、今後の国際社会のこうした努力は続けられる」

と述べた。
また、北朝鮮に対し、人権非難決議に基づいて住民の人権改善に向け具体的かつ実質的な措置を取るよう求めた。
申氏は2012年に出版した自伝で、13歳の時に政治犯収容所からの脱出に失敗して拷問を受けたと記したが、20歳の時のことだったとする等、自伝の内容の一部を訂正した。
これに対し、北朝鮮は申氏の証言を採用して作成された国連調査委員会の報告書や人権非難決議は無効との主張を繰り返している。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。