無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。

今日の大河ドラマ
『軍師官兵衛』
「ここぞのときに銭を使う。そのための倹約だ」
（井上之房／高橋一生）
黒田家は播磨にいた頃から質素・倹約を旨としていた。
官兵衛の他にもいえやっサンや土井利勝、北条氏康なんかも質素・倹約で知られる。
よく、質素・倹約を「ケチ」と混同する人がいるが、それは違う。質素・倹約とは節約して無駄遣いをしないということだ。しかし、「ケチ」は違う。「ケチ」は行き過ぎた節約をしてしまい、本当に必要な場面での出費まで控えてしまう。こういう間違った「ケチ」のことを「吝嗇」という。
官兵衛は日頃からの質素・倹約で蓄えた銭を中津で派手にばらまいた。官兵衛最後の大勝負に出るためだ。
官兵衛最後の大勝負。
それは、中津で挙兵して九州を統一し、その勢いで上洛して天下を取るというものだった。
こんな大勝負が出来るのも日頃の質素・倹約のおかげ。夢を見るための質素・倹約。スケールの小さなこころの狭い「吝嗇」とは違う。
夢を見るための質素・倹約。
それは叶わぬ夢だったが、官兵衛は満足だったのではなかろうか。

◆白木蓮の花言葉は
「自然への愛」
ち・え・こ