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【みんな生きている】ランドール・パーク編

《『ザ・インタビュー』で金第1書記を演じたランドール・パークさん》

朝鮮日報
北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記の暗殺計画を描いたアメリカ映画『ザ・インタビュー』で金第1書記を演じた韓国系アメリカ人のランドール・パークさん(40歳)は1月21日(現地時間)「ソウルにはぜひまた行きたいが、平壌に行くつもりは全くない」と語った。ワシントンのナショナルプレスクラブで行われた、次回作となるABCテレビのシチュエーション・コメディー『フレッシュ・オフ・ザ・ボート』(ボートから降りたばかりの=移住してきたばかりの、の意)のPRイベントで述べた。
『フレッシュ・オフ・ザ・ボート』はアメリカで初のアジア系を題材にしたコメディーシリーズで、中国系のシェフ、エンターテイナーとして成功したエディー・ファンが幼いころに感じた移住者としてのカルチャーショックやアメリカンドリームを追い求めた実話を基にしている。同名の自伝をドラマ化した。ランドール・パークさんは主人公の父親ルイス・ファンを演じる。
ランドール・パークさんは

「今回のドラマは『ザ・インタビュー』のように国際的論争を起こすこともなく、気が楽だ。映画をめぐり舞い上がった埃が落ち着いてうれしい」

と語った。
一方、一部の脱北者北朝鮮人権問題に取り組む団体が『ザ・インタビュー』のDVDを北朝鮮に散布しようとしていることについて問われると

「政治的な問題には言及したくない」

とだけ答えた。
金第1書記を演じたことで、テロの脅威はなかったのかとの質問には

「全くなかった。何の脅迫も受けていないし、私のパソコンがハッキングされることもなかった」

と応じた。また、

「私と金正恩の写真を並べた記事を見て驚いたし、笑ってしまった。私はヘアスタイルからし金正恩と違う。まるで二つの世界が衝突しているような感じだ」

と語った。
アメリカ・ロサンゼルスで生まれ、1990年代にはヒップホップに心酔した。
移民2世としての自分史も語った。父親は小さな写真店を経営し子どもを育てたという。
ランドール・パークさんは

「家族をしっかり養おうとする強い思いを感じた。そんな家族への愛こそが、私が今回のドラマで表現したいものだ」

と述べた。
韓国を訪れる計画はあるかとの質問には

「今のところないが、ぜひ行きたい。10歳になって以降は韓国に行ったことがないが、すごく変わったと聞いているので見てみたい」

と答えた。
『ザ・インタビュー』で金第1書記を演じるため、10日で9キロも体重を増やした。全米プロバスケットボール(NBA)の元スター選手、デニス・ロッドマン氏と会う金第1書記の様子をじっくり観察した上で臨んだという。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業し、28歳で役者の道に入った。『ザ・インタビュー』に出演するまでは端役が多かったが、同作が話題となったことで主役級に浮上。だが

「長い時間をかけて少しずつ経歴を積んでいけば、あるとき突然成功するケースが多い。私もこの5、6年間で少しずつ仕事が忙しくなり、今回最も大きな役をもらった」

と話し、謙虚な姿勢を忘れなかった。
韓国で生まれアメリカに移住した妻パク・チェソさんも女優で、3歳になる娘がいる。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。