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【みんな生きている】NSA編

《NSA、2010年から北朝鮮のネットワークを監視》

朝鮮日報
アメリカ紙『ニューヨーク・タイムズ』は1月18日(現地時間)、ソニー傘下の映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)への昨年のサイバー攻撃アメリカ政府が北朝鮮の犯行と断定したのは、アメリカ情報機関の国家安全保障局(NSA)が2010年から韓国等の同盟国の協力を得て北朝鮮のコンピューターネットワークに侵入し、監視活動や情報収集を行っていたためだと報じた。NSAは北朝鮮のネットワークにマルウェア(悪意あるプログラム)を送り込み、ハッカーのコンピューターを監視できるようにしたという。
ニューヨーク・タイムズ』は新たに公開されたNSAの機密文書や元政府当局者らの証言等を基に

「NSAは北朝鮮と接続している中国のインターネット回線や北朝鮮ハッカーが使うマレーシアの回線を通じ、北朝鮮のネットワークに侵入することができた」

と伝えた。
NSAはここ10年余り、中国のコンピューターや通信システムをハッキングし、中国内部の情報を広範囲に収集してきたとされる。
ニューヨーク・タイムズ』は

アメリカ政府が北朝鮮のネットワーク内部を監視していたため、SPEへのサイバー攻撃北朝鮮の犯行と迅速に断定できた」

とするサイバー戦専門家の見解を伝えた。
一方、金正恩キム・ジョンウン)第1書記の暗殺計画を描いたSPEのコメディー映画『ザ・インタビュー』の予告編公開後、北朝鮮が報復を予告していたにもかかわらず、北朝鮮ハッカーの動きを監視していたアメリカ政府がSPEにハッキングへの注意を呼び掛けなかったことは疑問だと指摘した。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。