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【みんな生きている】親北政党解散命令編/NHK[全国]

《韓国憲法裁判所が親北勢力にキツい一発!統合進歩党に解散命令》

【12月19日15時47分】
韓国の憲法裁判所は、北朝鮮の思想に同調する少数野党について、党の活動は憲法が定める民主的な秩序に反するとして、韓国政府の申し立てを認めて政党の解散を決定し、左派の団体等は「政府のやり方は強権的だ」等と反発しています。
解散が決まったのは、韓国の少数野党で北朝鮮の思想に同調する左派の「統合進歩党」です。
去年9月に、所属議員が朝鮮半島有事の際に韓国国内の通信施設を破壊する計画を企てた等として内乱陰謀罪等で起訴され、韓国政府は統合進歩党の解散を憲法裁判所に申し立てていました。
憲法裁判所は12月19日、統合進歩党について、

北朝鮮の思想に追従し、戦争が起きたときには北朝鮮に同調して暴力を行使しようとしていた」

と指摘したうえで、党の目的や活動は憲法が定める民主的な秩序に反するとして政府の申し立てを認めて解散を決定しました。
1987年の民主化以降、韓国の憲法裁判所が政党の解散を決めたのはこれが初めてで、この決定によって党に所属する国会議員5人は議員職を失いました。
これについて、最大野党の「新政治民主連合」は「政党の自由が損なわれたことを深く憂慮する。判断は国民の選択に任せるべきだ」と指摘した他、左派の団体等は「政府のやり方は強権的だ」等と反発しています。



《参考・統合進歩党親北活動》

親北韓国人3人、韓国国内で利敵行為(2013年)】

北朝鮮の対南(韓国向け)宣伝ウェブサイト「わが民族同士」の韓国の会員3人が、北朝鮮の主張を宣伝する等の利敵活動をしていたことが4月12日までに分かった。これは公安当局によって確認された。
統一進歩党地方支部で事務局長を務めるA氏(39歳)たち3人は「わが民族同士」に会員登録し、北朝鮮の主張をインターネットメディアやブログ等を通じて一字一句違わず広めていたというわけだ。A氏たち3人はいずれも国家保安法違反等で実刑を言い渡された前歴もあった。
韓国公安当局の関係者によると、問題の人物は南北共同宣言実践連帯の下部組織に所属し、統合進歩党のソウル市内の支部で事務局長も務めるA氏、祖国統一汎民族連合(以下、汎民連)韓国側本部のB氏(79歳)、韓国青年センターのC氏(34歳)。
3人は「わが民族同士」に会員登録し、北朝鮮の主張をリアルタイムで韓国国内に広め、自分たちもその内容を直接ネットに書き込む等、北朝鮮から指示を受けるような形で利敵活動を行っていたことが確認されたという。
国際的ハッカー集団「アノニマス」は4月4日に「わが民族同士」の会員リストを公表したが、公安当局はそのリストに韓国国内に居住する韓国人の名前が多く含まれていることを確認し、彼らが実際に利敵活動をしていたかについて確認作業を進めていた。
当時、公安当局の関係者は

「わが民族同士に会員登録しただけだと処罰は難しいが、利敵活動をしていたことが立証されれば、国家保安法違反で処罰する方針だ」

と表明していた。
公安当局によると、A氏は1990年代初めにソウル市内の私立大学で総学生会の祖国統一委員会政策室長を務め、2001年に国家保安法違反(北朝鮮の称賛や鼓舞)容疑で検挙。懲役6月・執行猶予2年を言い渡されたという。
また、B氏は2001年に平壌で開催された行事に参加し、汎民連の北朝鮮側組織員たちと違法な会合を持ったとして懲役1年6月・執行猶予3年を言い渡された。
C氏は2007年に国家保安法や軍事施設保護法等に違反した容疑で検挙され、懲役1年・執行猶予2年を言い渡された。
公安当局の別の関係者は

「彼らは韓・米自由貿易協定(FTA)の無効を主張し、またデモ現場やネット等を通じて北朝鮮の主張をそっくりそのまま広めていた」

と説明した。
公安当局によるとA氏は現在、あるネットメディアの記者として活動中で、親北運動を美化する記事を繰り返し書いていた。また、北朝鮮の長距離ミサイルを人工衛星と記載する等、北朝鮮の主張をそのまま広めていたという。
たとえば2009年4月5日にあるメディアに掲載されたA氏の記事には「主権国家による正当な権利に基づき、適切な国際手続きに沿って人工衛星を打ち上げた北朝鮮」「韓・米・日3カ国は何か大きな悪行でも行ったように大騒ぎしているが、北朝鮮は自分たちの科学技術を蓄積するために人工衛星を打ち上げたに過ぎない」等、北朝鮮の主張がそのまま書かれていたことが分かっている。

【汎民連】
韓国の裁判所が利敵団体と認定した親北組織。



◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆身長:180cm
◆当時の身分:ラーメン店店員
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。
半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。
田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

《特定失踪者・藤田 進さんについて》
※国連人権理事会が調査要請を受理した事案
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆当時の住所:埼玉県川口市南町
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

救う会認定拉致被害者・福留貴美子さんについて》
◆氏名:福留 貴美子
(ふくとめきみこ)
◆失踪年月日:1976(昭和51)年7月18日または19日
◆生年月日:1952(昭和27)年1月1日
◆当時の身分:アルバイト
◆当時の住所:東京都渋谷区恵比寿
◆最終失踪関連地点:海外

【失踪状況】
1976(昭和51)年7月中旬、同居していた友人に「モンゴルに行く」と言い残して出国後、行方不明となる。
1980(昭和55)年3月、突然同居していた渋谷区恵比寿の友人宅に現れた後、横浜市の友人宅に2泊した後、「大阪に行く」と言い残して再び行方不明となるが、後に北朝鮮に渡ったよど号犯の岡本 武と結婚し2児をもうけていたことが明らかになる。
1996(平成8)年夏によど号犯グループの小西隆裕から実家に「1988(昭和63)年夏に土砂崩れで死亡したと北朝鮮側から知らせを受けた」旨の手紙が送られてきたが、真相は不明のままである。

新潟県警・愛知県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
(わたなべひろまさ)
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市中区
新潟県三条市出身
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170くらい

【失踪状況】
昭和60年12月、岐阜県岐阜市の職場を出た後、行方不明になっています。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。