無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。

From out of
nowhere you came
strong as stone

サキどり↑

、今週は「進化する“働き方”スペシャル！」

■国東（くにさき）時間
大分県国東市の会社等で取り入れられている労働時間。

◆インテリア雑貨関連会社
従業員１３人のこの会社では去年６月から国東時間を導入した。
これまで週５日×８時間＝４０時間労働だったものを、週４日×１０時間＝４０時間とし、週休３日制にしたのだ。
段ボールクラフトのインテリア雑貨を作っているため、休日を単に休むのではなく、製作アイデアを生み出す時間にした。
休日を上手に使うことで平日の業務に繋げるという好循環を生み出した。好循環は売上２８％ＵＰという結果にも繋がった。
「自分の時間を取り戻す」
（インテリア雑貨関連会社社長）

社長は休日を「与えられた時間ではなくて、自分の時間」と話す。
「自分の時間として、地域・家族・会社のことを考える時間」
考える時間から人間らしい働き方が生まれる。

◆野菜料理専門店
この店では国東時間を取り入れて、毎月毎週月曜日に加えて月２回火曜日も定休日にした。
営業時間も夜１０時までだったものを夕方５時で閉店にした。
この店のオーナーシェフは空いた時間で野菜の栽培を始める。その野菜をお客さんに提供し、ついには野菜料理専門店に業態を変えた。
野菜料理専門店にすることで客単価も８００円～１，２００円にＵＰした。
「原点を見直すチャンス」
（オーナーシェフ）

オーナーシェフは休日を「原点を見直すチャンス」と話す。
「何でこの店をやっているのか」「どういうことがしたいのか」
忙しくする中で忘れがちな初心や理想を、休日を増やすことで見つめ直した。
そのことが、客単価ＵＰに繋がったのだ。

◆クリーニング店
このクリーニング店では不定期で週休３日制を取り入れている。
店を休みにしている時間に新しい技術を身に付け、今では靴等の衣類以外の注文も来るようになった。
「週休３日にしたことで一度離れた顧客が、“やっぱ、あんたのトコが良かったわ”と戻って来てくれて嬉しかった」
（クリーニング店店主）

増えた休日で新しい技術を身に付けて自分自身もサービスもレベルアップさせたのだ。

◆特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームでは国東時間の導入が成功しなかった。
一度導入したものの、２ヶ月で挫折。
理由は、勤務時間の短縮で職員の負担が増えてしまったためだ。
２ヶ月で挫折したものの、これがきっかけで業務の改善点を見つけることが出来た。
その結果、残業２０％削減に成功した。
「人を相手、いのちを相手にする仕事だということを根本から見つめ直す良いきっかけになった」
（特別養護老人ホーム施設長）

この施設では２ヶ月で挫折したが、残業削減等、「人間らしく働く」ということにおいては一定の成功だったと言える。

■東京都江東区のＩＴ企業
社員７，５００人のこの企業では、残業削減・有給取得率に応じて特別ボーナスが支給される。
最高で１２万円支給されることから、社員の残業削減・有給取得率ＵＰへのモチベーションは高い。
始業前、上司と部下が仕事量を細かく相談。また、情報共有を徹底することで行き違いや二度手間を無くした。さらには、これまで何となく慣習的にやってきた業務を見直した。
その結果、残業時間４１％削減と売上２０％ＵＰに成功した。
「残業代削減でも若い社員の収入が困らないようにする」
（ＩＴ企業ＣＥＯ）

残業代が生活費の一部である時代は、いずれ遠い過去になるであろう。

■大阪府摂津市のリサイクルショップ
年商３９億円で右肩上がり。
その右肩上がりを支えるのは、もちろん、社長と社員。
このリサイクルショップの社長は社員とのコミュニケーションに文通を使っている。メールではなく、手書きの手紙。正真正銘の文通だ。
手書き文字と行間から社長は社員の気持ちを読みとる。
書く内容は仕事の話でもプライベートのことでも何でもＯＫ。唯一のルールが手書きであること。
社長は土日の１０時間以上を使い、社員１３０人分の手紙全てに目を通して返事を書く。
また、この会社では毎月１泊２日の社内研修がある。深夜２時まで語り合い、眠くなったらその場で雑魚寝。
「家族経営に近い感覚。社員が自分を“オヤジ”と思うほうがいい」
（リサイクルショップ社長）

“人間通”だからこその文通。
そして、「自分を“オヤジ”と思ってほしい」と言う温かさ。
かつては本田宗一郎も松下幸之助も社員から“オヤジ”と呼ばれていたのだ。

ＳＰＥサイバー攻撃問題。
せっかくつかんだ事態を動かすチャンス。
日・米ともに勝負をかけろ！

おい千恵子、明日は