もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第24回

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FISTFUL OF METAL
(1987年・ANTHRAX)

【収録曲】
(1)DEATHRIDER
(2)METAL THRASHING MAD
(3)I'M EIGHTEEN
(4)PANIC
(5)SUBJUGATOR~征服者~
(6)SOLDIERS OF METAL
(7)DEATH FROM ABOVE
(8)ANTHRAX
(9)ACROSS THE RIVER
(10)HOWLING FURIES



今回はANTHRAXです。
このアルバムがANTHRAXの1stアルバムです。
何かもう、ジャケットからして「とんがってるぜ」って感じですね。実際に曲のほうもとんがってるんですけどね。
ANTHRAXファンとしては(1)(2)(4)(8)がお馴染みの曲で、特に(2)は今でもライブでよく演奏されています。
このアルバムはまだジョーイ・ベラドナ加入前で、ニール・タービンという人が歌っています。
ANTHRAXは一般的にこの次の狂気のスラッシュ感染から有名になるので、ニール・タービンの歌声を聴くと「何だいこりゃ」と思うかも知れません。「ANTHRAXのボーカルって、こんなのだったの」って。
確かに、全体を通してニール・タービンの歌声はがなり声みたいですが、(3)や(5)の抑え気味のシブい声で歌うことも出来ました。
このアルバムは(3)(4)(8)がお気に入りです。
(3)はアリス・クーパーのカバー曲で、「大人でもない、子供でもない、どっちつかずの18歳」をANTHRAXなりに表現しています。
(4)はギタリストが2人いることを最大限生かしきった曲で、圧巻はギターソロです。ライトハンドでハモるなんて、さすがはANTHRAX!
(8)はバンド名をそのまんま曲名にしました。
イントロのアーム音からしていかにもメタルって感じでイケてます。
このアルバムがANTHRAXの原点。
「大人でもない、子供でもない、どっちつかずの18歳」たちが、今ではメタル界の大御所になりました。
良いものは、決して色褪せない。
今回「THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND」を書くにあたって全曲聴き直して改めてそう思いました。