もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第21回

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SONGS MAKE MY DAY
(2003年・face to ace)

【収録曲】
(1)STEPPIN' OUT
(2)THE RIDDLE
(3)SHATTERED
(4)PROMISES PROMISES
(5)WONDERFUL LIFE
(6)IT'S ALL A GAME
(7)P-MACHINERY



今回は番外編です。
face to ace。
もちろん、楽曲だけ聴く分にはHRHMとは何の接点もありません。
ただ、aceがかつての聖飢魔IIエース清水であることを知ってる人も多くいると思います。
白い顔から人間の顔になったace。
人間の顔になったaceは、HRHMとは違うジャンルで息の長い活動を続けています。
このアルバム、買って正解でした。
我が家の宝物です。
特に(2)(5)(6)が私のお気に入りで、(2)と(6)についてはほぼ毎日聴いています。
aceの柔らかい歌声と小気味良いギターが生きたアルバム
また、ここまでHRHMからかけ離れてしまうと、「これは別世界の音楽」と割り切って楽しむことが出来ます。
(2)のオリジナルはニック・カーショウです。正直、このアルバムを買うまでニック・カーショウなんて知らなかったのですが、先日、BS日テレでオリジナルを聴く機会がありました。
本田海月が「アレンジはほぼ完コピ」と言っているように、オリジナルもこっちのバージョンも大きく変わりはありません。
ニック・カーショウ自身、1984年にこの曲をリリースしたとき、まさか20年後に日本の2人組がカバーするなんて思わなかったでしょうね(笑)。
このアルバム本田海月の解説にもあるように80年代を強く意識したアルバムです。
その代表的なのが(3)で、「確かに80年代、カーステレオでFMかけるとこんなの流れてたよな」って。
親戚の運転するの助手席で缶ジュース飲みながら聞こえてきたのが(3)のような曲ばかりだったなって。ちょっと思い出しました。
(7)に、ほんのちょっとだけエース清水の面影が残っているように感じました。
STAINLESS NIGHTTHE OUTER MISSIONが生み出された背景を見る(聴く)ことが出来た気がしました。
7曲入りなのでちょっと物足りない気もしますが、中身はしっかりしています。
興味のある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。