もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第14回

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SLY
(1994年・SLY)

【収録曲】
(1)CRY OF WAR
(2)KINGDOM COME
(3)I SPEND MY LIFE JUST LOVING YOU
(4)SILENT THUNDER
(5)SLY
(6)SUPERSTITIOUS
(7)SISTER
(8)WANDERING
(9)READY TO GO
(10)RED HOT
(11)THE POWER STATION
(12)DEEP TROUBLE BLUES
(13)TAKE MY BREATH AWAY



二井原 実がLOUDNESSを脱退したあとというのに僅かながら興味があったのは事実です。
ただ、デッド・チャップリンアルバムを買おうとまでは思わなかった。
しかし、このSLYのアルバムは買いました。
何せメンバーが強烈ですから。
石原慎一郎(EARTHSHAKER)
寺沢功一(BLIZARD
樋口宗孝(LOUDNESS)
※括弧内は元所属のバンド名。
特に、ドラマーに樋口宗孝の名前を見かけたときに「このアルバムは買わねば!」と思い、購入しました。
100点満点のアルバム。
HRHMのバンドとしてこのアルバムは申し分ありません。
ただ、残念なことにSLYはアルバム4枚で解散してしまいます。HRHMのバンドを長いこと活動させるのって、難しいんだなあと。
さて、アルバムについてですが、(1)(2)(4)が傑作です。ぜひ一度聴いて下さい!
特に(2)は樋口宗孝がドラマーだからこその1曲です。この曲のドラムは感動モノです。違う言い方をすれば、(2)は樋口がドラムを叩かないと成立しない曲なのです。
その樋口宗孝さんは、2008年11月にがんで他界しました。
個人的な話で恐縮ですが、私の母も死因ががんでした。
「親近感」という言葉は不適切かも知れませんが、樋口さんの訃報(死因)を知ったとき、このアルバムがそれまでより身近に感じられるようになりました。
なので、今でも(2)はよく聴きます。20年経った今でも全然色褪せてませんから。
樋口さんはもうこの世にはいませんが、LOUDNESS時代からのものも含めて、たくさんのアルバムを遺して逝きました。
興味のある方は、このアルバムも含めて一度手にしてみてはいかがでしょうか?