もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND・第1回

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THE END OF THE CENTURY
(1986年・聖飢魔?)

【収録曲】
(1)聖飢魔?ミサ曲第?番「創世記」
(2)THE END OF THE CENTURY
(3)DEMON'S NIGHT
(4)悪魔の讃美歌
(5)JACK THE RIPPER
(6)蝋人形の館
(7)怪奇植物
(8)FIRE AFTER FIRE



このアルバムがあらゆる原点。
(8)が決定打でした。
以後、今日に至るまでHRHMを聴き続けています。
今回、“THIS IS A JOURNEY IN TO SOUND”を書き始めるにあたってこのアルバムを聴き直したのですが、「やっぱり聖飢魔?はギターソロが売り物のバンドなんだなァ」って。
第2回以降でANTHRAXも取り上げますが、ANTHRAXがリフのバンドであるのに対して、聖飢魔?はギターソロのバンドです。
その傾向は、BIG TIME CHANGESからルーク篁が加入したことでますます強くなるのですが、BIG TIME CHANGESは後日掲載しますので、そのときに改めて書きます。
さて、このアルバムですが、(1)が聖飢魔?の演奏能力の高さを証明しています。このアルバムの前のアルバムも1曲目がインストなのですが、こっちの(1)は長丁場のインストです。
(2)の歌詞に出て来る「聖なるものに飢えている悪魔が?び蘇る」がバンド名の由来です。
(2)のギターソロはエース清水、(8)のギターソロはジェイル大橋によるものですが、清水・大橋ともに個性があり、必ずしも「速弾き一辺倒」ではないことがわかります。
(3)はのちに篁がライブでギターソロを弾くのですが、そのビデオを見たとき、「へえ~、人間の指ってこんなふうに動くんだねえ」ってつくづく感心したものです。
(4)と(6)については、あまり思い入れがありません。
(6)は聖飢魔?を「全国区」にした曲ですが、そんなに好きな曲じゃないのでここでは書きません。
当時小学生だった私を理性クラッシュにしてくれたのが(5)でした。
歌詞が強烈。
また、清水のギターソロも長丁場で、「刃物持った人殺しがうろついている」って感じがよく表現されています。
(5)は一般的なカラオケBOXならどこでも歌えるようになってます。何だかんだ言って、日本って平和なのね。
(7)も印象深い曲です。「満月の夜、おまえを食べて…」の部分が特に印象に残っています。
改めて聴き直して思ったことは、聖飢魔?の演奏能力の高さです。
あんな白塗りのバンドだから誤解があるかも知れませんが、聖飢魔?に興味のある方はこのアルバムか先程触れたBIG TIME CHANGESあたりを購入してみてはいかがでしょうか?
あ、最後に書いておきますね。
私、聖飢魔?のファンですけど信者じゃありませんので、アルバムを「大教典」と言ったりライブを「ミサ」と言ったりはしません。