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【みんな生きている】金正恩編/NHK

北朝鮮金正恩キム・ジョンウン)第1書記は元日の1日、今年1年間の国政運営の方針を示す新年の演説を行い、叔父の張成沢チャン・ソンテク)前国防委員会副委員長の粛清を正当化して国民に忠誠を呼びかけるとともに、経済の立て直しを進めて生活の向上を図る姿勢を強調しました。
北朝鮮の国営テレビは1日午前9時から、金第1書記が事前に収録した「新年の辞」と呼ばれる演説を30分間近くにわたって放送しました。
この中で金第1書記は「去年は党内分派を除去する断固とした措置を取った。これによってわれわれの団結力は100倍に強化された」と述べ、叔父で後見人とされた張成沢前国防委員会副委員長の粛清を正当化し、国民にみずからへの忠誠と結束を呼びかけました。
そして、「2014年は、強くて盛んな国の建設のため新たに飛躍する、偉大な変革の年だ」と述べ、経済の立て直しを進めて生活の向上を図る姿勢を強調しました。
一方で金第1書記は、軍事力の強化にも取り組む考えを示したうえで、「戦争が再び起きれば、途方もない核の災難を招く」として、アメリカや韓国を牽制しました。
「新年の辞」は、金第1書記が祖父の金日成(キム・イルソン)主席にならって去年、19年ぶりに復活させたもので、北朝鮮指導部としては、1日の演説によって金第1書記を頂点とする体制固めを加速するねらいがあるとみられます。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)