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【みんな生きている】北朝鮮結核患者編

北朝鮮結核患者数の現状》

昨年、北朝鮮結核による死亡率が前年より低くなったと世界保健機関(WHO)の報告書を引用し、アメリカの海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が10月24日、伝えた。
WHOがこのほど発表した報告書によると、2012年の北朝鮮結核死亡者は人口10万人当たり9人で、2011年(同10人)より減少した。
だが、昨年結核を発症した人は10万人当たり409人で、2011年の404人よりわずかに増えた。アジア地域では東ティモールに次いで2番目に多い。
昨年の全体の結核患者数は9万1885人と集計された。
ただ、北朝鮮はWHOが指定した22の結核集中発生国には含まれなかった。



《参考・北朝鮮医療崩壊

【まるで狂気の沙汰!北朝鮮の病院が麻酔なしで切断手術(2010年)】

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが7月15日に発表した報告書で、北朝鮮の医療態勢の危機的な状況の一端が明らかになった。
報告書は「北朝鮮政府は国民が生存するための基本的なニーズを満たせていない」と指摘。国際社会からの援助を受けられるよう、開かれた体制を確立するよう求めた。
北朝鮮の医療制度は表向き「完全無料」を謳っている。しかし、報告書によると1990年代以降は医師にたばこや酒、食料品を渡さないと基本的な診察さえ受けられず、検査や手術には現金が必要になった。このため、多くの住民は病院に行かずに市場で直接医薬品を購入。依存性が非常に強い鎮痛剤が「万能薬」として広く出回る事態となり、北朝鮮当局は最近になってそれを禁止したという。
一部の病院では注射針や不潔なベッドシーツの使い回しが常態化していて、さらには麻酔なしでの切断手術等の事例がある。また、少なくとも人口の5%が結核に感染しているとのデータも報告書では紹介されている。
食糧事情も深刻で、昨年実施したデノミネーション以降は米価が2倍以上に急騰。ある行政区では今年の1月から2月にかけて数千人が餓死したという。
報告書は2004年~2009年に脱北した住民約40人や、北朝鮮で働いた経験のある医療専門家たちの証言をもとにまとめられた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
脱北者Aさん。脱北者手記集より)