無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

朝起きて

書くことにタイトルなんか付けない。

今日の大河ＰＬＡＹＢＡＣＫ
『龍馬伝』
「これから日本のために働くなら、決して死んじゃいかん」
（高杉晋作／伊勢谷友介）
高杉は龍馬の身を案じた。
龍馬のやってのけた薩長同盟は、それが成立した時点で幕府政治を終わらせたのと同じだった。これほどのことをやった以上、佐幕派の連中は黙ってはいない。
そして、龍馬は仲間と思っていた西郷からもいのちを狙われる。
西郷は龍馬殺害を決心する前、龍馬に対し「坂本サァは新政府ではどげな役職に就くつもりごあんど？」と聴いている。
龍馬は「世界の海援隊でもやりますきに」と正直に答えた。この回答を聴いて、西郷は龍馬殺害を決心する。
「ポスト要らないから、自由に生きたい」
西郷には理解出来ない感覚だった。
西郷は桂　小五郎とは違う。自分の理解を超えた存在は「殺してしまえ」となるのだ。
大政奉還後、西郷は龍馬暗殺の引き受け手を探す。が、旧幕臣は徳川慶喜の「坂本を斬るなよ」の命令に縛られて動けない。
しかし、西郷は一人くらい龍馬暗殺を引き受ける「跳ねっ返り」がいるだろうと踏んでいた。それが新撰組の原田左之助で、原田は見事龍馬を仕留めた。
が、中岡慎太郎を仕留め損ねたために足がついた。
原田は龍馬殺害について口を割らずに死んだため、後年、今井信郎のようなお調子者が「龍馬を殺ったのはこのオレだ」なんてぬけぬけと語るようになってしまった。
西郷は龍馬を始末した。
しかし、今度はその西郷が「竹馬の友」たる大久保に始末された。
高杉と龍馬と西郷。
三人はあの世でどんな酒を酌み交わしているのだろう。

From out of
nowhere you came
Strong as stone