もずの独り言・はてなスポーツ+物置

半蔵ともず、はてなでも独り言です。

【みんな生きている】朝鮮総連中央本部再競売編/産経新聞

朝鮮総連在日本朝鮮人総連合会)中央本部の土地・建物の入札を巡り、謎が謎を呼んでいる。
50億1000万円で落札したモンゴル系企業には元有名力士の親族が関与しているとの報道もあるが、詳細は明らかになっていない。
東京地裁が同社に売却を許可するかどうかの判断を延期した理由も公表されていない。
日本における同社の窓口を務めているとみられる弁護士事務所も、固く口を閉ざしたままだ。
落札したのはモンゴル企業の「アヴァール・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」。モンゴルのニュースサイトは10月23日、アヴァール社について、大相撲の元有名力士の親族である男性国会議員が関与している可能性があると報じたが、

「この会社が高額の資金を持てるはずがない」

としている。
日・蒙関係筋は

「同社の登記簿に記載された首都ウランバートル市内のアパートには、同社と関係がない住人が暮らしている」

と語り、会社の実態は不明だ。
政府関係者によると、日本国内でアヴァール社の窓口を務めているのは、東京・虎ノ門に事務所を構える弁護士事務所とされる。
担当者に問い合わせると、そっけない返事が帰ってきた。

「その件については、守秘義務があるのでお答えしない」

法律事務所のホームページ(HP)を見ると、ウランバートルに「独自の事務所ないし提携事務所」を構えており、HPも日本語と英語、中国語とともにモンゴル語のページを開設している。特別顧問には、北朝鮮と国交を結ぶタイの元首相で、自身も北朝鮮とのパイプを持つとされるタクシン氏を迎えていた。
同事務所の所長を務める男性弁護士は、アメリカ・ニューヨーク州弁護士としても登録されている国際弁護士。
この弁護士と訴訟で戦った弁護士は

「彼は大手製鉄会社の代理人を勤めていたが、奇をてらった手法は使わず、非常にオーソドックスな戦い方をする男だ」

と証言する。
それにしても、アヴァール社が朝鮮総連本部の土地・建物を落札した理由は何か?
モンゴルは北朝鮮と良好な関係を維持しており、同社に売却が決まれば、朝鮮総連に建物をレンタルする可能性が取り沙汰されている。
日本とモンゴルの関係もよく、拉致問題の進展を模索する日本政府が黙認しているとの見立てもある。
いずれも確定的な情報はなく、アヴァール社を「架空会社」として東京地裁に売却不許可を求める誓願を出している非政府組織(NGO)「アジア調査機構」は、23日にも再び誓願を提出した。
東京地裁も、アヴァール社と北朝鮮朝鮮総連との関係を調査しているとみられ、地裁の判断に注目が集まっている。

◆昭和52(1977)年10月21日
女性拉致容疑事案
被害者:松本京子さん(拉致被害時29歳)
自宅近くの編み物教室に向かったまま失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において、我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において、北朝鮮側より、北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成18年11月に松本京子さんが拉致認定されて以降政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

《特定失踪者・鈴木正昭さんについて》
◆氏名:鈴木 正昭
(すずきまさあき)
◆失踪年月日:昭和52(1977)年8月30日
◆生年月日:昭和27(1952)年5月29日
◆性別:男
◆当時の年齢:25歳
◆出身地:岩手県一関市
◆当時の身分:団体職員
◆失踪場所:千葉県千葉市

【失踪状況】
失踪当日、前の職場の同僚が自宅アパートを訪ねていったところ、路上で女性と話し込んでいた。
以後情報なし。

《特定失踪者・坂川千明さんについて》
◆氏名:坂川 千明
(さかがわちあき)
◆失踪年月日:平成12(2000)年3月7日
◆生年月日:昭和51(1976)年10月7日
◆性別:女
◆当時の年齢:23歳
◆身長:150cm
◆当時の身分:ガソリンスタンド勤務
◆特徴:右にえくぼ
◆失踪場所:岩手県

【失踪状況】
退勤後帰宅途中失踪。
翌日、警察から岩手県九戸郡種市町高家漁港に車が放置してあると連絡。
車の中には財布、携帯電話等すべて残っていた。
高家港は職場から家とは全く反対の方向で、夜は真っ暗。地元の人もほとんど近寄らない小さな港。
車は港の端に海に向って停まっていた。
入水自殺してもすぐ死体があがってくる場所。
車の中には高家港の丘の上にあるコンビニでビールを買ったレシートが残っていたが、そんなところでビールを買うことは考えられない。
失踪当時車のガソリンを入れていた。走行距離からすると、勤務先のガソリンスタンドから久慈市を回って高家港の距離と一致する。

岩手県警公開特定失踪者・佐藤琢磨さんについて》
◆氏名:佐藤 琢磨
◆行方不明日:平成3年4月12日
◆当時の年齢:33歳
◆当時の住所:東京都国立市
岩手県陸前高田市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長160cmくらいで中肉

【失踪状況】
平成3年4月12日、当時、居住していた東京都国立市内において、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・工藤和広さんについて》
◆氏名:工藤 和広
◆行方不明日:昭和56年7月13日
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:岩手県盛岡市
◆当時の職業:高校生
◆身体の特徴:身長167cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和56年7月13日午後9時過ぎころ、知人に対し、「午後9時30分に友人と会う」と言い残し、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・武田直美さんについて》
◆氏名:武田 直美
◆行方不明日:昭和56年7月13日
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:岩手県盛岡市
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長162cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和56年7月13日午後9時30分ころ、知人に対し、「友人と待ち合わせている」と言い残し、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・村上充弘さんについて》
◆氏名:村上 充弘
◆行方不明日:昭和63年12月28日
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:静岡県小笠郡
岩手県大船渡市出身
◆当時の職業:無職
◆身体の特徴:身長160cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和63年12月28日、当時、勤務していた静岡県小笠郡の会社を退社し、岩手県大船渡市の実家に戻る途中、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・菊地力夫さんについて》
◆氏名:菊地 力夫
◆行方不明日:昭和52年10月30日
◆当時の年齢:32歳
◆当時の住所:北海道札幌市
岩手県一関市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長169cmくらいで、中肉

【失踪状況】
昭和52年10月30日、当時、勤務していた北海道札幌市の会社から退社後、行方不明となっています。

新潟県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170?くらい

【失踪状況】
昭和60年12月、職場を出た後、行方不明になっています。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。