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【みんな生きている】朝鮮総連中央本部再競売編/JNN

競売にかけられた朝鮮総連の本部を50億円で落札したモンゴルの謎の会社と、元横綱朝青龍との関係が明らかになりました。この会社の社長が緊急会見を行いました。

日本時間の午後2時。
モンゴルの首都・ウランバートルの記者会見場に現れた男性。

「私たちの会社は設立してまだ9か月の新しい会社です。ビジネスとして利益が上がると見込んで競売に参加しました」
アヴァール社・チュワーメト社長)

この男性こそ、謎のモンゴル法人「アヴァール・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー」の社長を務める人物です。

アヴァール社の名前が突如浮上したのは10月17日。
朝鮮総連中央本部の土地と建物の競売で、アヴァール社は50億1000万円の最高価格を付けて落札しました。
アヴァール社は今年1月に設立。ウランバートル市内のアパートの一室に登記されていますが、税務当局に提出されている報告書等によりますと活動実態はありません。
一体、どのように資金を捻出したのでしょうか?

「外国の投資基金から融資を得て、この入札に参加した。詳しいことは落札が正式に決まったあとで報告する」
アヴァール社・チュワーメト社長)

資金源について言葉を濁した社長。
そこで飛び出したのは意外な人物の名前でした。元横綱朝青龍です。

Q.朝青龍との関係について?
「親戚です。義理の弟の兄弟だから、周りにそう言われている」
アヴァール社・チュワーメト社長)

社長は、元横綱朝青龍と親戚関係にあるというのです。

朝青龍は3年前の4月、北朝鮮を訪れ、「自分もチャンスがあればモンゴルと北朝鮮とのビジネスに参加したい」と話していました。
今回の入札に朝青龍は関与しているのでしょうか?

「(朝青龍は)直接は入札に関わっていない。アドバイスを聞いたりはするが」
アヴァール社・チュワーメト社長)

事実上の北朝鮮大使館とされる朝鮮総連中央本部。
50億円という巨額の資金を投じた理由について、「あくまでもビジネス目的だ」と強調しました。

「日本、北朝鮮、モンゴルのどの政府とも、どこかの政治団体とも関係ない。純粋なビジネスです」
アヴァール社・チュワーメト社長)

アヴァール社の落札について、東京地裁は22日、売却を認めるかの決定を延期する異例の対応を取りました。
現在、アヴァール社についての審査を続けています。

◆昭和52(1977)年10月21日
女性拉致容疑事案
被害者:松本京子さん(拉致被害時29歳)
自宅近くの編み物教室に向かったまま失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において、我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において、北朝鮮側より、北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成18年11月に松本京子さんが拉致認定されて以降政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

《特定失踪者・鈴木正昭さんについて》
◆氏名:鈴木 正昭
(すずきまさあき)
◆失踪年月日:昭和52(1977)年8月30日
◆生年月日:昭和27(1952)年5月29日
◆性別:男
◆当時の年齢:25歳
◆出身地:岩手県一関市
◆当時の身分:団体職員
◆失踪場所:千葉県千葉市

【失踪状況】
失踪当日、前の職場の同僚が自宅アパートを訪ねていったところ、路上で女性と話し込んでいた。
以後情報なし。

《特定失踪者・坂川千明さんについて》
◆氏名:坂川 千明
(さかがわちあき)
◆失踪年月日:平成12(2000)年3月7日
◆生年月日:昭和51(1976)年10月7日
◆性別:女
◆当時の年齢:23歳
◆身長:150cm
◆当時の身分:ガソリンスタンド勤務
◆特徴:右にえくぼ
◆失踪場所:岩手県

【失踪状況】
退勤後帰宅途中失踪。
翌日、警察から岩手県九戸郡種市町高家漁港に車が放置してあると連絡。
車の中には財布、携帯電話等すべて残っていた。
高家港は職場から家とは全く反対の方向で、夜は真っ暗。地元の人もほとんど近寄らない小さな港。
車は港の端に海に向って停まっていた。
入水自殺してもすぐ死体があがってくる場所。
車の中には高家港の丘の上にあるコンビニでビールを買ったレシートが残っていたが、そんなところでビールを買うことは考えられない。
失踪当時車のガソリンを入れていた。走行距離からすると、勤務先のガソリンスタンドから久慈市を回って高家港の距離と一致する。

岩手県警公開特定失踪者・佐藤琢磨さんについて》
◆氏名:佐藤 琢磨
◆行方不明日:平成3年4月12日
◆当時の年齢:33歳
◆当時の住所:東京都国立市
岩手県陸前高田市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長160cmくらいで中肉

【失踪状況】
平成3年4月12日、当時、居住していた東京都国立市内において、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・工藤和広さんについて》
◆氏名:工藤 和広
◆行方不明日:昭和56年7月13日
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:岩手県盛岡市
◆当時の職業:高校生
◆身体の特徴:身長167cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和56年7月13日午後9時過ぎころ、知人に対し、「午後9時30分に友人と会う」と言い残し、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・武田直美さんについて》
◆氏名:武田 直美
◆行方不明日:昭和56年7月13日
◆当時の年齢:18歳
◆当時の住所:岩手県盛岡市
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長162cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和56年7月13日午後9時30分ころ、知人に対し、「友人と待ち合わせている」と言い残し、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・村上充弘さんについて》
◆氏名:村上 充弘
◆行方不明日:昭和63年12月28日
◆当時の年齢:26歳
◆当時の住所:静岡県小笠郡
岩手県大船渡市出身
◆当時の職業:無職
◆身体の特徴:身長160cmくらいで、痩せ型

【失踪状況】
昭和63年12月28日、当時、勤務していた静岡県小笠郡の会社を退社し、岩手県大船渡市の実家に戻る途中、行方不明となっています。

岩手県警公開特定失踪者・菊地力夫さんについて》
◆氏名:菊地 力夫
◆行方不明日:昭和52年10月30日
◆当時の年齢:32歳
◆当時の住所:北海道札幌市
岩手県一関市出身
◆当時の職業:会社員
◆身体の特徴:身長169cmくらいで、中肉

【失踪状況】
昭和52年10月30日、当時、勤務していた北海道札幌市の会社から退社後、行方不明となっています。

新潟県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170?くらい

【失踪状況】
昭和60年12月、職場を出た後、行方不明になっています。



拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員辛光洙シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。