無題 - もずの独り言・はてなスポーツ＋物置

寝る前に書くことにタイトルなんか付けない。

今日の大河ＰＬＡＹＢＡＣＫ
『翔ぶが如く』
「晋どん、もうここいらでよか」
（西郷隆盛／西田敏行）
西郷、城山に散る。
武士階級最後の戦争である西南戦争は西郷の死をもって決着した。
「西郷信者」から見れば到底許し難い結末だが、これで良かったのではないかと思う。
西郷が勝利した場合、日本はどうなったか？
「士族アナーキー」が横行する幕末さながらの混乱になってしまったのではないか？
大久保が（政府軍が）勝ったことで「士族アナーキー」の横行する世の中にならずに済んだ。そしてそれは、西郷が「士族アナーキー予備軍」を道連れにして死んでいったことを意味する。
本当に、これで良かったんだと思う。
この結末だったからこそ、この後の日清・日露戦争へ進むことが出来た。
日清戦争は川上操六が、日露戦争は大山　巌がそれぞれ指揮をした。二人とも「西郷イズム」を濃厚に受け継いだ薩摩人。「戦争屋」西郷もあの世で満足したのではなかろうか。

From out of
nowhere you came
Strong as stone